第6回日本島嶼学会研究奨励賞報告(2019年)

研究奨励賞授賞候補者選考委員会は、推薦された1名の研究業績について慎重に審査し、当該者を授賞候補者として選考しました。その結果をふまえ、理事会において、下記の会員に第6回日本島嶼学会研究奨励賞を授与することを決定し、10月26日、宮古島大会の授賞式において、中俣会長より賞状と副賞を授与いたしました。

日本島嶼学会研究奨励賞候補者選考委員長 小西 潤子

研究奨励賞授賞候補者選考委員会
委員長 小西 潤子

【研究奨励賞授賞者】
波名城 翔 会員

【選考委員】
・委員長  小西潤子(副会長)
・委員   可知直毅(副会長)
・委員   須山 聡(理事/島嶼研究編集委員長)
・委員   村上和弘(理事)

【選考経過】
3月13日 学会HPにて応募要領公示。ニュースレターに応募要領掲載
3月13日〜5月20日 推薦受付
5月20日〜6月14日 選考委員会にて授賞候補者選考
6月14日~24日 理事会MLにて授賞候補者の予備審議
7月7日 授賞予定者に内報
7月27日 理事会で授賞者を正式決定
10月26日 宮古島大会において授賞式

【授賞理由】
離島の精神障害者の実態と支援体制について、行政、医療、福祉、警察等の多機関連携による支援を行うなど、実践をとおして興味深い研究を推進している。離島が抱える大きな課題に挑戦し、大規模離島と小規模離島との体制の違いに着目し、さらにその研究成果を本土でも展開しようとしている。『島嶼研究』にも研究成果を発表しており、学会への貢献にも意欲が見られる。また、これまでの社会活動が評価でき、当該分野における研究の将来的発展と本学会への今後の貢献が期待できる。

以上