Category Archives: 学会誌『島嶼研究』

第10号(2010年6月30日発行,B5判,97頁)

論説

・「南西諸島における農地からの赤土流出防止政策の方向性」
(鹿児島大学・坂井教郎,琉球大学・仲地宗俊,琉球大学・内藤重行,西日本電信電話株式会社・白玉久美子,沖縄県農林水産部・久田沙綾)

・「離島市町村の「平成の大合併」を巡る動向分析」
(北九州市立大学・南 博、みずほ情報総研株式会社・吉岡慎一)

・「硫黄鳥島の地政学と無人島化研究の意義―避難・移住・移民顛末と移住後生活誌の総括―」
(鹿児島大学・長嶋俊介)

・「政治家エメ・セゼールとマルティニーク―アンティル人の周辺的リアリズムとの関わりから―」
(神戸大学・尾立要子)

・「島に橋が架かるということ―長崎県鷹島―」
(法政大学大学院・前畑明美)

第9号(2009年9月30日発行、B5判、49頁)

論説

・「観光地の発展と構造的ポジショナリティ―ゆんぬの島の民族誌的研究―」
(南山大学・吉田竹也)

資料

・「離島の観光パンフレットに対する反応の分析―与那国島の場合―」
(文教大学女子短大・浅川雅美、文教大学・岡野雅雄)

・「島嶼の持続可能性―グローバル世界における沖縄と太平洋島嶼地域における挑戦と機会―」
(名桜大学・嘉数 啓)

書評
今福龍太(2008):『群島-世界論』(岩波書店)
(早稲田大学大学院・佐藤由紀)

第8号(2008年12月25日発行、B5判、48頁)

論説

・「グリーンランドにおけるEC/EU問題と「自立」志向―1990年代以降の「転換」はなぜ起こったか―」
(筑波大学大学院・高橋美野梨)

研究ノート

・「フィジーと南太平洋諸国における生活習慣病について」
(鹿児島大学大学院・橋口幸紘)

書評

石原俊(2007):『近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国―』(平凡社)
(早稲田大学大学院・佐藤由紀)

資料
・「島嶼の国際比較研究についての若干の問題」
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

第7号(2008年3月30日発行、B5判、85頁)

論説

・「マングローブ林とサンゴ礁が併存する島嶼沿岸域の漁業と海洋環境」
(鹿児島大学・河合渓、鹿児島大学・小針統、鹿児島大学・真鍋尚也、南太平洋大学・Leon ZANN)

・「マングローブ林とサンゴ礁が併存するフィジー諸島共和国沿岸域の魚類相」
(鹿児島大学・真鍋尚也、鹿児島大学・小針統、鹿児島大学・河合渓、南太平洋大学・Leon ZANN)

・「日本島嶼における持続可能性リスクと災害―島嶼的リスク対応構造とその歴史的省察―」
(鹿児島大学・長島俊介)

・「持続可能な島嶼観光における「社会的キャリング・キャパシティ(環境容量)」に関する一考察―沖縄を事例にして―」(英文)
(琉球大学・嘉数 啓)

第6号(2006年9月30日発行、B5判、153頁)

論説

・「徳川幕府の対外政策(鎖国)と現代の国境問題に占める意義」
(上智大学名誉教授・兼光秀郎)

・「沖縄州への考察と提言」
(早稲田大学琉球・沖縄研究所客員研究員・玉城朋彦)

・「沖縄県離島における特産品製造と卸売業者の役割」
(琉球大学・宮内久光)

・「Networking Island Societies under Globalization : The case of the Pacific Islands.」
(琉球大学・嘉数 啓)

・「島嶼における通信環境の条件不利性―行政・情報過疎相乗効果の克服―」
(鹿児島大学・長嶋俊介、フリーランサー・伴場一昭、九州通信ネットワーク株式会社・安達浩昭)

・「習志野俘虜収容所とポーンペイ(旧称ポナペ)人捕虜の帰還―オーラル・ヒストリーの可能性―」
(大東文化大学・川村千鶴子)

書評

森本孝編(2005):『宮本常一農漁村探訪録 第Ⅰ巻 大阪府下漁村・漁業調査ノート』(周防大島文化交流センター),同(2005:『宮本常一農漁村探訪録 第Ⅱ巻 広島県下漁村・漁業調査ノート(1)』(周防大島文化交流センター)
(鹿児島大学・長島俊介)

第5号(2005年3月30日発行、B5判, 150頁)

論 説

・「島嶼問題への接近:序論」
(東京国際大学・兼光 秀郎)

・「島嶼地域の資源循環型家畜排せつ物処理システム」
(琉球大学・大城 肇)

・「島嶼に求められる「食料自給能力」についての考察」
(鹿児島大学大学院・橋口 幸紘)

・「森への視線-屋久島における世界自然遺産と観光開発のゆくえ」
(筑波大学・関根 久雄)

・「生活保障から見た離島海運のあり方」
(明治大学大学院・金田 憲久)

・「島嶼地域における架橋化に伴う社会変容」
(法政大学大学院・前畑 明美)

・「波照間島における地域福祉環境システムの構築と地域振興」
(大阪教育大学(非)・小谷 良子、鹿児島大学・長嶋 俊介、大阪教育大学・野田 文子)

書評

Stephen A. Royle : A Geography of Islands: Small Island Insularity. London and New York: Routledge 2001, 237p.
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

第4号(2003年12月30日発行、B5判, 117頁)

論 説

・「離島における福祉と情報化の諸問題」
(日本福祉大学・後藤 順久、(株)三菱総合研究所・平川 幸子)

・「人災対応への島民負担とガバナンス」
(奈良女子大学・長嶋 俊介、豊島ネット・安達浩昭、奈良女子大学・長坂 弘美)

・「屋久島における滞在型エコツーリズム」
(鹿児島大学大学院・深見 聡、鹿児島大学・坂田 裕輔、東京大学・柴崎 茂光)

・「都市通勤可能架橋島・沖縄県浜比嘉島における人口変動と転入者の存在形態」
(琉球大学・宮内 久光、琉球大学大学院・下里 潤)

・「「カナク人民」の誕生:ニュー・カレドニア脱植民地化過程にみる共和主義の変容」
(神戸大学大学院・尾立 要子)

研究ノート

・「鹿児島県硫黄島におけるツーリズムの現状と課題」
(広島大学大学院・谷川 典大)

書評

小林茂『農耕・景観・災害―琉球列島の環境史―』(第一書房,2003年)
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

平岡昭利編著『離島研究』(海島社,2003年)
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

第3号(2002年10月30日発行、B5判, 114頁)

論 説

・「島嶼経済の自立をめぐる諸問題」
(日本大学・嘉数 啓)

・「奄美群島振興開発事業と奄美経済社会の変容」
(鹿児島大学・皆村 武一)

・「ミクロネシアおよび南洋群島表象の歴史的変遷」
(立教大学大学院・千住 一)

・「ヨーロッパ統合過程におけるフランス海外県」
(神戸大学大学院・尾立 要子)

研究ノート

・「与那国島における生活施設と住民の生活行動」
(琉球大学大学院・一柳 亮太)

・「オーランド諸島の自治権とその将来」
(千葉大学・長谷川秀樹)

第2号(2001年3月30日発行、B5判, 51頁)

論 説

・「コルシカ島(フランス)における制度改革とその課題 -国家と島嶼の関係変容についての一考察-」
(千葉大学・長谷川 秀樹)

・「離島住民の中心都市における滞在可能時間の測定」
(琉球大学・宮内 久光)

研究ノート

・「島嶼部における廃棄物処理問題」
(明治大学・戸崎 肇)

創刊号(2000年3月30日発行、B5判, 119頁)

刊行の言葉(防衛大学校名誉教授・山階芳正会長)

論 説

・「島嶼世界と漁労文化 -入漁となわばりをめぐる試論-」
(国立民族学博物館・秋道 智彌)

・「困窮島制度ならびに同類似制度の比較考察 -宇宇島・大水無瀬島・小手島・由利島と類似制度-」
(奈良女子大学・長嶋 俊介)

・「島嶼地域における自治の問題 -フランス・コルシカ島を事例に-」
(千葉大学・長谷川 秀樹)

・「隠岐・西ノ島における漁業の展開と新規就業のあり方」
(東京大学大学院・大呂 興平)

・「域振興のための情報基盤整備 -新しい時代のインフラストラクチャーとしての航空-」
(明治大学・戸崎 肇)

・「交流学習の場としての離島振興効果 -愛媛県野忽那島「瀬戸内シーサイド留学」からの学び-」
(比治山大学短期大学部・山田 知子)

・「鹿児島県沖永良部島の水、土地利用、食生活 -「自足型社会」構築へ向けての予備的考察-」
(農林水産省農業総合研究所・西澤 栄一郎、他4名共同)

研究ノート

・「屋久島観光におけるアイランドテラピー概念の一考察」
(宮崎産業経営大学・村上 光信)