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会員からの情報:「フィールドワークにおける性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」回答ご協力のお願い

会員からの情報です。
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「フィールドワークにおける性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」回答ご協力のお願い

共同研究グループ「フィールドワークとハラスメント(HiF)」※が、フィールドワークという研究手法を採る学生や研究者がフィールドで直面する性被害とその対策に関する実態把握のために、表題のアンケート調査を実施中です。

この調査研究は、性被害に関する情報収集を通して、フィールドで起こる性暴力、セクシュアルハラスメントについての対策と啓発をより充実させていくことを目的としています。

なお、本アンケートは、学問分野ごとのフィールドワーク実施状況の調査、および被害防止のための事前学習の有無に関する調査を兼ねています。性被害経験のない方も、ぜひ回答にご協力ください。

回答所要時間は、被害経験のある方はおよそ10~30分程度、ない方は3~5分程度です。

回答期限は2021年2月15日2月28日です(02/28まで延長されました)。

アンケートの詳細はこちら
https://safefieldwork.live-on.net/survey/purposes-of-this-survey/

アンケート趣旨ページに飛びます。趣旨ページ末尾に回答用URLがあります。

※HiF企画者一覧
大友瑠璃子(北海道大学)、杉江あい(名古屋大学)、堀江未央(岐阜大学)、椎野若菜(東京外国語大学)、山口亮太(静岡県立大学/学振RPD)、蔦谷匠(総合研究大学院大学)、黄潔(名古屋大学)、稲角暢(京都大学/日本学術振興会ナイロビ研究連絡センター)

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「島嶼研究の未来へ向けて:架橋する国際若手研究2022」(2022.1.23開催、応募〆2021.12.05)

会員からのお知らせです。

琉球大学島嶼地域科学研究所(RIIS)では、島嶼地域研究に取り組む若手研究者・実践家のネットワーキングを目的とした国際研究大会「島嶼研究の未来へ向けて:架橋する国際若手研究2022」を開催いたします。
2022年1月23日(日)、zoomを使用したオンライン開催となります。
開催趣旨・応募要件・応募方法等の詳細につきましては、下記URLよりご確認下さい。
http://riis.skr.u-ryukyu.ac.jp/tfis2022
応募期日(2021年12月5日(日)17:00)

社会情報学会(SSI)にて「SDGsと島嶼社会情報学」研究会(11/13)

会員からの情報です。

社会情報学会(SSI)九州・沖縄支部にて、研究会「SDGs と島嶼社会情報学~持続可能な社会構築のための情報学を島から考える」を、11/13にハイフレックス型オンライン研究会方式で実施予定とのことです。

詳細は当該学会HPよりご確認ください。

社会情報学会(SSI)-「九州・沖縄支部からのお知らせ」

役員名簿(2021~2022年度)

2021年9月4日現在

役職名氏  名所  属専門分野等
会 長可知 直毅東京都立大学プレミアムカレッジ島嶼生態学
副会長小西 潤子沖縄県立芸術大学音楽学部音楽学
須山  聡駒澤大学文学部人文地理学
常任理事河合  渓鹿児島大学国際島嶼教育研究センター海洋生物学
大西 広之法務省/四国大学学際融合研究所境界研究・法学
理 事青木 さぎ里自治医科大学看護学部地域看護学
遠部  慎久万高原町上黒岩遺跡考古館考古学
高橋 美野梨北海学園大学法学部国際政治学
鳥居 享司鹿児島大学水産学部水産経済学
野呂 一仁立正大学文学部地域社会学
長谷川 秀樹横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院フランス社会学
藤田 陽子琉球大学島嶼地域科学研究所環境経済学
前利  潔知名町役場地域政治史
前泊 美紀那覇市議会議員/沖縄国際大学法政研究所報道・地方政治
前畑 明美法政大学文学部/同・沖縄文化研究所人文地理学
溝田 浩二宮城教育大学教員キャリア研究機構動物・昆虫学
村上 和弘愛媛大学国際連携推進機構文化人類学・民俗学
山本 宗立鹿児島大学国際島嶼教育研究センター民族植物学
監 事小林 貴博地域計画
森  隆子鹿児島大学国際島嶼教育研究センター看護学
参 与長嶋 俊介オフィス・アイランド島嶼学原論
中俣  均法政大学文学部/同・沖縄文化研究所人文地理学
名誉会長嘉数  啓沖縄アジアビジネス調査研究所島嶼経済学

VOL. 22, NO. 2 (AUGUST, 2021)

【Special Article】
Medical Care in Tokyo Remote Islands: Elucidating Its Past,Present, and Future III Current Status and Prospects from the Perspective of the Islands Community Healthcare Concept Coordination Meeting
KOYAMA, Shigeru

【Articles】
Changes in Natural Use and Residents’ Awareness in Sumiyo Town, Amami City
SONG, Dajeon

Facts and Regional Differences of the Priests in the Northern Part of Okinawa Island: Connection Between the Priests and the Priestess
MIYAHIRA, Moriaki

【Research Note】
The Reason Why It Is Difficult to Implement Maritime Domain Awareness on Takeshima Nearby Waters
NONAKA, Kenichi

【Materials】
Medical Plants in Okinoerabu Island: Chemistry and Pharmacology of Bioactivities
WASHIYAMA, Makiko

A Consideration of Proactive and Preventive measures against COVID-19 on Small-Sized Remote Islands in Japan: Focusing on the Current Conditions and Situations of Healthcare and School Education
KIZUKA, Masataka

【Book Reviews】

【Notes】

第22-2号(2021年8月刊行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅲ 島しょ地域医療構想調整会議から見た現状と展望 (小山茂)

【論説】
・奄美市住用町における自然利用の変化と住民意識 (宋多情)
・沖縄島北部における祭司の実態と地域的差異─男性神役と女性神役の関係性─ (宮平盛晃)

【研究ノート】
・竹島周辺海域の海洋状況把握が困難な原因 (野中健一)

【資料】
・沖永良部島の薬用植物―効能の薬化学・薬理学― (鷲山真紀子)
・沖縄県の小規模離島における新型コロナ感染症への対応と対策―2020年3月から2021年3月における医療と学校教育の実情分析に基づく政策決定上の視点― (木塚雅貴)

【書評】
・黒沼善博著『地下ダムと島の環境経済学』古今書院,2021年 (吉岡慎一)
・高宮広土著『奇跡の島々の先史学―琉球列島先史・原史時代の島嶼文明―』ボーダーインク,2021年 (須山聡)

【学会動向】

「第4回島の医療を考える研究会」(09/03オンライン開催)

この研究会は島の医療体制づくりという日本の島々の長年の命題に応えるため、島の医療に関する知見を集めることを目的として2019年1月より活動を開始いたしました。新しい感染症の出現から1年半余りが経過し、この間に改めて島々の医療の脆弱性が顕在化しているように思われます。今回は「有事の島の医療」をテーマに、現場の視点から活発に議論していきます。また宮城県気仙沼市大島の医療体制について考えます。ご案内の詳細はPDFを御覧ください(ご案内PDF)。


日時:9月3日(金)14:30~16:30・19:00~20:00
第1部 有事の島の医療を考える

講師:東京都立広尾病院 内視鏡科部長        小山 茂先生

テーマ:「有事の島しょ医療」※質疑応答を行います。

第2部 気仙沼大島の医療体制大島医院の森田良平先生より、日常の医療活動の様子について詳しくお話を伺います。
ご案内PDF(再掲)

【重要】 2021年次日本島嶼学会気仙沼大島大会の開催形式変更(完全オンライン開催)のお知らせ(2021年8月16日更新)

2021年次大会実行委員会

平素より日本島嶼学会の活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。

2021年次気仙沼大島大会は、現地開催を基本として一部プログラムをWEB開催する方向で準備を進めてまいりましたが、昨今の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、現地開催を中止し、WEB会議システム(Zoom)を用いた「完全オンライン開催」に変更することにいたしました。

直前での開催形式の変更となり、現地参加やご発表を予定されていた皆様、関係各位に多大なご不便、ご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。大会実行委員会にとりましても苦渋の決断となりましたが、参加される皆様、地元の皆様の安全を最優先に考えつつ、コロナ禍においても研究交流を促進させたいとの思いでギリギリまで議論を重ねた結果です。オンライン開催におきましても、現地開催と同様に実りある有意義な大会となるよう努めてまいりますので、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【オンライン開催の概要】

会期:2021年9月3日(金)〜5日(日) ※変更ありません

会場:オンライン会場(WEB上の会場)。参加申込をいただいている方には近日中にログイン方法をお知らせいたします。

使用するWEB会議システム:Zoom

各プログラムの開催形式の変更点:

日程プログラム変更前変更後
9/3(金)出前授業(大島中学校)対面オンライン
9/3(金)島の医療を考える研究会対面オンライン
9/4(土)開会式対面オンライン
9/4(土)一般公開シンポジウム対面オンライン
9/4(土)研究発表対面オンライン
9/4(土)総会・授賞式対面オンライン
9/4(土)オンライン交流会オンライン
9/5(日)研究発表オンラインオンライン

※研究発表の方法、研究発表会場のZoomミーティングIDなどの情報につきまして、大会参加を申し込まれた方に個別にメールで近日中にご案内いたします。

210815開催方式の変更について(docx)

新型コロナウイルス禍にかかわる会長メッセージ(2021.07.12付)

新型コロナウイルス禍にかかわる会長メッセージ

 新型コロナウイルスに感染された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復をお祈りいたします。全国的にワクチン接種が軌道に乗りつつありますが、大都市圏では感染者数がふたたび増加の兆しを見せております。ワクチン接種が順調に進んでいる島もありますが、それでも全国の島では感染者が散発的に発生しています。島の医療基盤は脆弱で、1人の感染によって島の全機能が麻痺する事態ともなりかねません。

 来訪を予定されている皆さんには、事前の検温と体調管理をお願いします。感染防止には、マスク着用や三密回避など基本的な感染防護策の徹底に努めることが何より重要です。体調が優れない時には、来訪を思いとどまることも必要です。島ごとに、あるいは島内の地域ごとにも状況は異なります。来訪時には各島の行政・地域団体の要請にご協力ください。島でも普段と同様、感染防護措置を講じてください。

 感染が収束しないなかで島に行ってよいのか,私たちも大いに悩み,議論しました。コロナの蔓延は,島にとって致命的です。しかしコロナを恐れるあまり,必要な来訪や島外からの供給を過度に制限することも,島の暮らしを破壊します。私たちは「命か暮らしか」の二者択一ではなく,両立的に「命も暮らしも」と考えます。いかなる対策をとっても,感染リスクをゼロにすることはできませんが,島に行く皆さんは,リスク低減の方策を講じなければなりません。

 島は海に囲まれた孤立的な環境で、人の往来が限られます。それは従来、島のハンディキャップとされてきました。しかし、孤立的な島の環境では、感染者のいないクリーンな状況が比較的維持されやすく、人の移動が激しい本土の大都市圏と比べて、相対的に安全な空間が形作られます。ハンディキャップとされていた島の隔絶性・孤立性が、コロナ対策ではむしろ有利に働きます。しかし、だからこそ、他の地域と同等以上の対策が必要であることを肝に銘ずるべきです。

 島の特性を踏まえ、不要不急の来訪ではないことを前提に、日本島嶼学会は以下のメッセージを発出します。

島に行くなら

1.来訪先の島(大きな島の場合には来訪する市町村)で、来訪前の14日間に感染者が発生していないこと

2.来訪者は2回のワクチン接種を受けるか、来訪前7日以内にPCR検査または抗原検査を受け、陰性であること

上記項目についてご検討ください*。

* これらは、内閣官房『新型コロナウイルス感染症の”いま”に関する11の知識』に基づき提示しました。(https://corona.go.jp/proposal/pdf/chishiki_20210604.pdf)

 これらは完全な防護策ではありませんが、感染リスクを大幅に低減できると思われます。ウイルスに怯え、島に行くのを断念することは、大切な人と会ったり、重要な機会を逸することにもなります。島に行く皆さん全員が守るべきマナーとしてお勧めします。島での感染情報は,島の自治体や都道府県のホームページから確認できます。

 日本島嶼学会は、「島」を研究する専門家集団として、島の皆さんとともにコロナ対策に取り組んでいきます。ワクチン接種が順調に進み、心配なく島に行ける時が、一日も早く訪れることを祈ります。

2021年7月12日

日本島嶼学会 会長 可知 直毅

本件に関する問合せ先:日本島嶼学会 副会長 須山 聡(mars@komazawa-u.ac.jp

2021年次気仙沼大島大会(9月3日〜5日)

会員の皆様
大変お待たせしておりました「2021年次気仙沼大島大会(9/3-9/5)」の実施要項をお届けいたします。

*06/25 誤字修正のため、実施要項を差し替えました(0623版→0625版)。内容自体は同一です。


【実施要項】20210625版(PDF)

・気仙沼大島大会ではエクスカーションおよび懇親会は実施いたしません。
・一部のプログラムを対面とオンラインの併用で開催予定です。

・新型コロナウィルスの感染状況によっては変更等が生じる場合がありますので、日本島嶼学会ウェブサイトおよびニュースレター(7/15発行予定)でご確認ください。

*参加・発表申込

以下に各種様式を掲載いたします。実施要項に従って手続きをお進めください。

【様式1】発表申込書・要旨見本(docx)

【様式2】参加申込書(docx)


*重要な締切日

7月26日(月):大会参加・発表の申込期限、発表要旨の提出期限

7月30日(金):大会参加費等の支払い期限


*お問い合わせ先

日本島嶼学会2021年次気仙沼大島大会実行委員会

〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉149 宮城教育大学 溝田研究室付

E-mail: nissology2021 at gmail.com

(お問い合わせ・ご連絡はメールでお願いいたします)


(再掲:ダウンロードリンク)