Category Archives: 学会からのお知らせ

2024年度日本島嶼学会研究助成:選考結果のご報告

会員のみなさま

日本島嶼学会理事会は、選考委員会の審査結果を受けて、下記1件を「2024年度日本島嶼学会研究助成」の採択候補といたしましたのでお知らせいたします(7月13日付け、理事会持ち回りにて承認)。

【応募者氏名(所属・職)】 堀本 雅章 (法政大学・沖縄文化研究所)

【研究課題名】沖縄県竹富町鳩間島における観光の特色と住民意識

【経費要求額】 10万円

【採択理由(案)】

長年の調査研究の延長線上に位置づけられる計画であり,手堅く堅実な手法に基づき,実現性が高いと評価できる。小島嶼が抱える諸問題を的確に捉えており,架橋を念頭に置くなど,島嶼学としての意義を体現している。住民の日常生活と観光の両面を等価に俯瞰している点も重要な観点である。

以上を総合的に判断して,本研究を助成対象として採択する。

【選考委員】

・委員長  須山 聡(副会長)

・委員   村上 和弘(理事)

・委員   山本 宗立(理事)

・委員   可知 直毅(参与)

【選考経過(予定を含む)】

3月   1日       学会HPにて応募要領公示(公募開始)

5月 15日       応募書類提出期限→5月31日まで延長

6月 16日       オンライン会議による選考

7月   3日       理事会に答申(メールによる持ち回り)

7月 13日       理事会にて選考結果の承認(メールによる持ち回り)

8月 30日       理事会正式承認

8月 31日       年次大会総会において選考結果の報告

以上

2024年次熊本大会(第二報):参加案内・申込書等

会員のみなさま

日本島嶼学会2024年次「熊本大会」の参加案内および各種様式を掲載いたします。下記の「大会告知」を御覧の上、案内に従ってお申し込み下さい。

*大会期間中に総会を開催いたします。総会資料・委任状等は後日掲載予定です。

*当初掲載分から、東海大学・阿蘇くまもと臨空キャンパスの住所を修正しました(05/23修正)

大会告知(docx) *NL75号掲載分から、「臨空キャンパス」の住所を修正しました。

参加申込書(docx)

発表申込書(docx)

発表要旨の様式(docx)

以下、参考に「大会告知(docx)」の内容を転記いたします。

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2024年次日本島嶼学会「熊本大会」大会告知

1.大会のテーマ

架橋問題を天草から考える:1966年天草五橋開通から58年

2.開催期間

2024年8月30日(金)から9月2日(月)

 第1日 午後:理事会

 第2日 午前:開会式、シンポジウム、午後:研究発表、総会、懇親会

 第3日 午前:島の医療を考える研究会、午後:一般報告

  第4日 エクスカーション

3.開催場所

 第1・2日:東海大学・阿蘇くまもと臨空キャンパス(熊本県上益城郡益城町杉堂871-12

 第3日:東海大学・熊本キャンパス(熊本県熊本市東区渡鹿9-1-1)

 第4日:プログラム参照

4.問い合わせ先

参加・発表申し込みに関する質問等:日本島嶼学会熊本大会2024

tousho.kumamoto2024@gmail.com

5.実施組織

実行委員長:木之内均(東海大学熊本キャンパス長)

企画担当:萩野誠(東海大学)

事務局:河合渓(鹿児島大学)、西村知(東海大学)、大塚靖(鹿児島大学)、山本宗立(鹿児島大学)、

鳥居享司(鹿児島大学)

6.プログラム

8月30日(金) 会場:東海大学・阿蘇くまもと臨空キャンパス

15:00 熊本空港集合(会長、副会長、理事):スクールバスで移動

15:30 熊本地震震災ミュージアム(旧:東海大学阿蘇キャンパス)にて理事による献花

      阿蘇郡南阿蘇村河陽5435(熊本空港より車で30分)

16:00 臨空キャンパスへ移動 

16:30 東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパスにて理事会

      熊本県上益城郡益城町杉堂871-12(熊本空港より車で30分)

18:00 会場設営

 
8月31日(土) 会場:東海大学・阿蘇くまもと臨空キャンパス

10:30 ~ 10:40開会式

     会長挨拶:小西潤子(沖縄県立芸術大学)

     実行委員長挨拶:木之内均(東海大学熊本キャンパス長)

 10:40 ~ 12:30

基調講演・シンポジウム 架橋問題を天草から考える:1966年天草五橋開通から58年

    萩野誠(東海大学)、上天草市

 12:30 ~ 13:30 昼休憩

13:30 ~ 17:00 一般報告

17:00 ~ 18:00 総会

18:10 ~ 20:30 懇親会、(スクールバスで豊肥線大津駅まで)

9月1日(日) 会場:東海大学・熊本キャンパス

10:00 ~ 12:00 島の医療を考える研究会(一般報告数が多い場合は一般報告と並行)

12:00 ~ 13:00 昼休憩

13:00 ~ 17:00 一般報告

9月2日(月) エクスカーション

10:00 ~ 14:30 JR三角駅集合(チャーター船による上天草巡検を予定)

魅力一杯エクスカーション

 上天草6橋をチャーター船から眺めるとともに、「湯島」に上陸します。湯島は寛永14年から15年に起こった天草・島原の戦いで重要な位置を占めました。当時のキリシタン信徒のリーダーたちが島に集まり、作戦を話し合ったことから、別名「談合島」と呼ばれています(shimadasuより)。

 昼食は天草の海の幸三昧。旬魚をたらふく味わいながら、天草をお楽しみください。

7.参加申し込みおよび参加費支払い方法

1)参加申込

 申込期限:6月28日(金)

 申し込み方法:5月20日(月)以降に学会HPより大会HPへアクセスし、操作してください。

2)発表申込

 申込期限:6月28日(金)

 申し込み方法:5月20日(月)以降に学会HPより大会HPへアクセスし、操作してください。

  • 今回は口頭発表のみとなります。
  • 「発表要旨」用紙も大会HPからダウンロードできるように準備いたします。
  • 提出された発表要旨は一切の修正を施さず、そのまま要旨集に掲載します。

3)参加費等の支払い

 納入期限:7月12日(金)

 納入方法:5月20日(月)以降に学会HPより大会HPへアクセスし、操作してください。

大会参加費(要旨集含む)3,000円(学生:1,500円)

弁当(8月31日のみ)1,000円

懇親会 5,000円

エクスカーション 6,000円

8.宿泊の手配

宿泊は各自でご手配ください。

9.集合・解散

現地集合・現地解散になります。

10.車で会場へ来られる方へ

阿蘇くまもと臨空キャンパス、熊本キャンパスともに、キャンパス内の案内に従って一般駐車場へ駐車してください。守衛さんへ学会参加である旨を伝えてください。

(2024年次大会事務局 鳥居享司)

2024年度日本島嶼学会研究助成申請締め切り延長について(05/31まで延長)

2024年度日本島嶼学会研究助成申請締め切り延長について

本年度の日本島嶼学会研究助成は、5月15日時点で応募者がいないため、締め切りを5月31日まで延長します。3月11日付の学会からのお知らせをご参照の上、応募資格に該当し,助成を希望する方は申請してください。
日本島嶼学会 会長 小西 潤子

*下記引用記事のタイトルをクリックすると元記事が表示されます。

第34回日本熱帯生態学会年次大会(JASTE34)福井大会のお知らせ(2024/06/28-30)

第34回日本熱帯生態学会年次大会(JASTE34)福井大会のお知らせ

日本島嶼学会は、日本熱帯生態学会と連携協定を結んでおり、相互の大会にそれぞれの学会員と同等の資格で参加・発表が可能です。

JASTE34福井大会が、2024年6 月28~30 日に開催されます。本大会は、現地参加とオンライン参加の両方が可能なハイブリッド型開催です。参加を希望する会員は、「連携学会員」として参加登録ください。

なお、発表する場合の登録〆切は、4 月28 日(日)17:00 です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。 https:/https://sites.google.com/view/jaste34/

2024年度日本島嶼学会研究助成申請について(〆切05/15)

*〆切を05/31までに延長しました(05/16追記)。

2024年度日本島嶼学会研究助成申請について

 日本島嶼学会では、2022年度より、競争的研究資金への応募が困難な環境にある正会員・学生会員を対象に研究資金を助成し、島嶼学の一層の発展を図ることを目的に、当面5年間の時限付き制度として、日本島嶼学会研究助成を行っています。以下の応募要領をご覧いただき、応募資格に該当し,助成を希望する方は申請してください。
日本島嶼学会 会長 小西 潤子

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2024年度 日本島嶼学会研究助成 応募要領
 日本島嶼学会研究助成(以下、研究助成という)の応募に当たっては、この要領に従って、申請書類(様式1~4)に必要事項を記入し、PDFファイルにして、選考委員長あてメールに添付して提出してください。

*電子版の応募要領および申請書類(様式1~4)は、ページ末尾のリンクからダウンロードしてください。

・応募資格者:日本島嶼学会正会員・学生会員資格を1年以上有する者のうち、下記のいずれかに該当する者
①大学院生、ポストドクターなど、無期雇用の職に就いていない研究者
②正規・非正規雇用の在職者(教員・公務員・民間企業など)で、科学研究費の研究者番号を付与されていない者
③個人事業主やフリーランスで、保健・医療・芸術・地域振興・地域貢献などの実践活動に携わる者

・助成額:応募1件あたり最高10万円(最大2件採択予定)

・助成による研究期間:2024年10月1日から、2025年9月30日までの1年間

・研究成果の公表:
 助成を受けた翌年度の大会で、研究成果の発表を行う。また、助成による研究期間終了後、1年以内に『島嶼研究』に論説、研究ノート等を投稿する。

・審査方法:日本島嶼学会研究助成選考委員会で選考する。

・応募〆切    2024年5月15日(水)23時59分 厳守

・申請書送付先  日本島嶼学会研究助成選考委員長 須山 聡 mars@komazawa-u.ac.jp

以上

第11回(2024年度)「日本島嶼学会賞」候補者募集について(〆切05/15)

第11回(2024年度)「日本島嶼学会賞」候補者募集について
2024年3月10日

日本島嶼学会賞は、1)将来島嶼学および本学会をリードして活躍することが期待される若手会員の顕彰を目的とする研究奨励賞部門、2)島嶼学の発展に多大な貢献をなした業績を有する会員を顕彰し、その栄誉を称えることを目的とする栄誉賞部門、の2部門からなります。
いずれの部門においても、自薦または他薦により推薦された者の中から選考委員会が授賞候補者を選び、理事会の議を経て決定されます。授賞年度に開催される総会において、研究奨励賞部門受賞者には賞状および副賞、栄誉賞部門受賞者には賞状が授与されます。
このたび、2024年度受賞候補者の募集を下記の要領で行いますので、奮ってご応募ください。詳しくは、以下の応募要領をご覧ください。
なお、第10回(2023年度)は日本島嶼学会研究奨励賞部門ならびに栄誉賞部門への推薦はありませんでした。

日本島嶼学会 会長 小西潤子

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日本島嶼学会賞応募要領  
*応募要領(PDF/Word)はページ末尾からダウンロード可能です。

 日本島嶼学会賞(以下、学会賞という)の応募にあたっては、本要領に従って応募申請書をご作成の上、PDFファイルにして、下記「申請書提出先」宛のメールに添付して提出してください。

応募資格
1.研究奨励賞部門 2024年4月1日現在45歳以下の本学会の会員
2.栄誉賞部門   2024年4月1日現在本学会の会員資格を有する者

応募〆切    2024年5月15日(水)23:59厳守
申請書提出先  学会賞選考委員長 藤田陽子 award.jsis@gmail.com

申請書 記載事項(様式は自由)
1.研究奨励賞部門
(1)応募年月日
(2)申請者氏名
(3)生年月日および2024年4月1日現在の年齢
(4)出産・育児・介護・その他の事由のため研究中断がある場合はその期間
(5)学位(取得年月、学位名称、取得大学・研究科名)
(6)現在の専門分野
(7)所属機関・職名(学生の方は2024年4月1日現在の学年)
(8)連絡先住所(所属あての場合は所属機関名も)・メールアドレス
(9)最終学歴
(10)応募研究課題
(11)応募研究の業績の大要(A4用紙1枚以内)
(12)今後の研究の展望(A4用紙1枚以内)
(13)応募研究の内容をもっともよく表していると考える論文・発表要旨等1篇(スキャンしたPDFファイル等で可)
(14)応募研究にかかわる業績リスト
   以下の項目に分けて記載すること
①学会誌「島嶼研究」に掲載された論文
②本学会の大会での発表
③その他、本学会の中での報告、各種活動、作品等
④本学会以外の学会誌等に発表した論文(著書を含む)
⑤本学会以外の学会等での発表、各種活動、作品等
(15)競争的研究費の採択状況(代表者のみ)
(16)他の学会賞等の受賞歴(学会名、受賞名、受賞年、受賞タイトル)

※申請書作成にあたっての注意事項
〇「(10)応募研究課題」とは、研究奨励賞に応募いただく研究全体のテーマです。学会等で発表された論文等の個別のタイトルではありません。
〇「(13)応募研究の内容をもっともよく表していると考える論文・発表要旨等」および「(14)応募研究にかかわる業績リスト」については、未刊行の業績は対象としません。したがって、投稿済みであっても査読中や編集中の業績はこれらに含まないでください。
〇「(14)応募研究にかかわる業績リスト」には、「(10)応募研究課題」に記載した研究テーマに関連していれば、本学会に関係する業績(「島嶼研究」や大会での発表など)以外についても記載してください。なお、直近3年以内の研究業績を中心に評価します。
〇「(15)競争的研究費の採択状況」は、「(10)応募研究課題」に関するものを記載してください。
〇 選考の過程で追加資料の提出をお願いする場合があります。

2.栄誉賞部門
(1)推薦年月日
(2)推薦者氏名
(3)推薦者の住所・連絡先(メールアドレス等)
(4)被推薦者の氏名および島嶼学の進歩と発展に多大な貢献をなしたことを示す説明書(A4用紙1枚以内)
以上

 2024年度 日本島嶼学会 学会賞選考委員会

2024年次熊本大会(第1報):日程のお知らせ

会員の皆様 

2024年度の大会は東海大学(熊本県)において開催いたします。日程については下記の通りです。皆様のご参加・ご発表をお待ちしております。

8月30日(金)16:30~理事会(臨空キャンパス)

8月31日(土)午前:基調講演・ミニシンポジウム「架橋問題」(臨空キャンパス)

午後:一般報告、総会、懇親会、

9月1日(日) 終日:一般報告(熊本キャンパス)

9月2日(月) エクスカーション

役員名簿(2023~2024年度)

2023年12月16日現在

役職名氏  名所  属専門分野等
会 長小西 潤子沖縄県立芸術大学音楽学部音楽学
副会長須山  聡駒澤大学文学部人文地理学
鳥居 享司鹿児島大学水産学部水産経済学
常任理事大塚  靖鹿児島大学国際島嶼教育研究センター寄生虫学
大西 広之法務省/四国大学学際融合研究所境界研究・法学
理 事青木 さぎ里自治医科大学看護学部地域看護学
遠部  慎中央大学人文科学研究所考古学
高橋 美野梨北海学園大学法学部国際政治学
野呂 一仁立正大学文学部地域社会学
長谷川 秀樹横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院フランス社会学
藤田 陽子琉球大学島嶼地域科学研究所環境経済学
前泊 美紀那覇市議会議員/沖縄国際大学法政研究所報道・地方政治
前畑 明美法政大学文学部/同・沖縄文化研究所人文地理学
真崎  翔名古屋外国語大学外国語学部日米関係史
溝田 浩二宮城教育大学教育学部動物・昆虫学
村上 和弘愛媛大学国際連携推進機構文化人類学・民俗学
山本 宗立鹿児島大学国際島嶼教育研究センター民族植物学
監 事小林 貴博地域計画
森  隆子鹿児島大学国際島嶼教育研究センター看護学
参 与可知 直毅東京都立大学プレミアムカレッジ島嶼生態学
中俣  均法政大学文学部/同・沖縄文化研究所人文地理学
名誉会長嘉数  啓沖縄アジアビジネス調査研究所島嶼経済学

「第6回 島の医療を考える研究会」(11/18ハイブリッド開催)

この研究会は島の医療体制づくりという日本の島々の長年の命題に応えるため、島の医療に関する知見を集めることを目的として2019年1月より活動を開始しました。新しい感染症の出現から3年半余りが経過し、この間、改めて島々の医療体制の脆弱性が顕在化しているように思われます。今回は東京都伊豆大島で開催し、島の医療について現場の視点から活発に議論してまいります。ご案内の詳細はPDFを御覧ください(ご案内PDF)。


日時:11月18日(土)15:30~18:00

場所:大島町開発総合センター 大会議室(Zoomでのご参加可)

  •  第1部 伊豆大島の医療
    • 講師:大島医療センター 清水忠典先生
    • テーマ:「伊豆大島の医療活動の歩み」
    • ※質疑応答を予定しています。
  • 第2部 全体議論
  • ご案内PDF(再掲)