【第12号】(2012年3月30日発行,B5判,76頁)
論説
・「五島ふくえ漁協における漁業就業者確保に向けた取り組みの現状と課題」
(鹿児島大学・鳥居享司)
・「島嶼住民による架橋後の生活評価―沖縄・古宇利島の事例―」
(法政大学沖縄文化研究所・前畑明美)
資料
・「離島の農業―1960~2005年度の農産物生産類型を中心として―」
(大阪府教育センター附属高等学校・奥野一生)
書評
知名町教育委員会編(2011):『江戸期の奄美諸島―「琉球」から「薩摩」へ―』(南方新社)
(駒澤大学・須山 聡)
【第11号】(2011年3月20日発行,B5判,58頁)
論説
・「被占領期西表島における日米共同開発計画の顛末―沖縄周縁部開発施策の実態と地域の経験―」
(佛教大学・越智正樹)
研究ノート
・「マングローブ植林域と自然林における貝類の多様性―フィジー、ビチレブ島における研究―」(英文)
(鹿児島大学・河合 渓)
・「バリ島のエコツーリズムの逆説」
(南山大学・吉田竹也)
・「奄美・沖縄離島の経済構造とその変化」
(琉球大学・宮内久光)
【第10号】(2010年6月30日発行,B5判,97頁)
論説
・「南西諸島における農地からの赤土流出防止政策の方向性」
(鹿児島大学・坂井教郎,琉球大学・仲地宗俊,琉球大学・内藤重行,西日本電信電話株式会社・白玉久美子,沖縄県農林水産部・久田沙綾)
・「離島市町村の「平成の大合併」を巡る動向分析」
(北九州市立大学・南 博、みずほ情報総研株式会社・吉岡慎一)
・「硫黄鳥島の地政学と無人島化研究の意義―避難・移住・移民顛末と移住後生活誌の総括―」
(鹿児島大学・長嶋俊介)
・「政治家エメ・セゼールとマルティニーク―アンティル人の周辺的リアリズムとの関わりから―」
(神戸大学・尾立要子)
・「島に橋が架かるということ―長崎県鷹島―」
(法政大学大学院・前畑明美)
『島嶼研究』創刊号(1号)~10号 総目次
【第9号】 (2009年9月30日発行、B5判、49頁)
論説
・「観光地の発展と構造的ポジショナリティ―ゆんぬの島の民族誌的研究―」
(南山大学・吉田竹也)
資料
・「離島の観光パンフレットに対する反応の分析―与那国島の場合―」
(文教大学女子短大・浅川雅美、文教大学・岡野雅雄)
・「島嶼の持続可能性―グローバル世界における沖縄と太平洋島嶼地域における挑戦と機会―」
(名桜大学・嘉数 啓)
書評
今福龍太(2008):『群島-世界論』(岩波書店)
(早稲田大学大学院・佐藤由紀)
【第8号】(2008年12月25日発行、B5判、48頁)
論説
・「グリーンランドにおけるEC/EU問題と「自立」志向―1990年代以降の「転換」はなぜ起こったか―」
(筑波大学大学院・高橋美野梨)
研究ノート
・「フィジーと南太平洋諸国における生活習慣病について」
(鹿児島大学大学院・橋口幸紘)
書評
石原俊(2007):『近代日本と小笠原諸島―移動民の島々と帝国―』(平凡社)
(早稲田大学大学院・佐藤由紀)
資料
・「島嶼の国際比較研究についての若干の問題」
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)
【第7号】(2008年3月30日発行、B5判、85頁)
論説
・「マングローブ林とサンゴ礁が併存する島嶼沿岸域の漁業と海洋環境」
(鹿児島大学・河合渓、鹿児島大学・小針統、鹿児島大学・真鍋尚也、南太平洋大学・Leon ZANN)
・「マングローブ林とサンゴ礁が併存するフィジー諸島共和国沿岸域の魚類相」
(鹿児島大学・真鍋尚也、鹿児島大学・小針統、鹿児島大学・河合渓、南太平洋大学・Leon ZANN)
・「日本島嶼における持続可能性リスクと災害―島嶼的リスク対応構造とその歴史的省察―」
(鹿児島大学・長島俊介)
・「持続可能な島嶼観光における「社会的キャリング・キャパシティ(環境容量)」に関する一考察―沖縄を事例にして―」(英文)
(琉球大学・嘉数 啓)
【第6号】(2006年9月30日発行、B5判、153頁)
論説
・「徳川幕府の対外政策(鎖国)と現代の国境問題に占める意義」
(上智大学名誉教授・兼光秀郎)
・「沖縄州への考察と提言」
(早稲田大学琉球・沖縄研究所客員研究員・玉城朋彦)
・「沖縄県離島における特産品製造と卸売業者の役割」
(琉球大学・宮内久光)
・「Networking Island Societies under Globalization : The case of the Pacific Islands.」
(琉球大学・嘉数 啓)
・「島嶼における通信環境の条件不利性―行政・情報過疎相乗効果の克服―」
(鹿児島大学・長嶋俊介、フリーランサー・伴場一昭、九州通信ネットワーク株式会社・安達浩昭)
・「習志野俘虜収容所とポーンペイ(旧称ポナペ)人捕虜の帰還―オーラル・ヒストリーの可能性―」
(大東文化大学・川村千鶴子)
書評
森本孝編(2005):『宮本常一農漁村探訪録 第Ⅰ巻 大阪府下漁村・漁業調査ノート』(周防大島文化交流センター),同(2005:『宮本常一農漁村探訪録 第Ⅱ巻 広島県下漁村・漁業調査ノート(1)』(周防大島文化交流センター)
(鹿児島大学・長島俊介)
第5号(2005年3月30日発行、B5判, 150頁)
論 説
・「島嶼問題への接近:序論」
(東京国際大学・兼光 秀郎)
・「島嶼地域の資源循環型家畜排せつ物処理システム」
(琉球大学・大城 肇)
・「島嶼に求められる「食料自給能力」についての考察」
(鹿児島大学大学院・橋口 幸紘)
・「森への視線-屋久島における世界自然遺産と観光開発のゆくえ」
(筑波大学・関根 久雄)
・「生活保障から見た離島海運のあり方」
(明治大学大学院・金田 憲久)
・「島嶼地域における架橋化に伴う社会変容」
(法政大学大学院・前畑 明美)
・「波照間島における地域福祉環境システムの構築と地域振興」
(大阪教育大学(非)・小谷 良子、鹿児島大学・長嶋 俊介、大阪教育大学・野田 文子)
書評
Stephen A. Royle : A Geography of Islands: Small Island Insularity. London and New York: Routledge 2001, 237p.
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)
第4号(2003年12月30日発行、B5判, 117頁)
論 説
・「離島における福祉と情報化の諸問題」
(日本福祉大学・後藤 順久、(株)三菱総合研究所・平川 幸子)
・「人災対応への島民負担とガバナンス」
(奈良女子大学・長嶋 俊介、豊島ネット・安達浩昭、奈良女子大学・長坂 弘美)
・「屋久島における滞在型エコツーリズム」
(鹿児島大学大学院・深見 聡、鹿児島大学・坂田 裕輔、東京大学・柴崎 茂光)
・「都市通勤可能架橋島・沖縄県浜比嘉島における人口変動と転入者の存在形態」
(琉球大学・宮内 久光、琉球大学大学院・下里 潤)
・「「カナク人民」の誕生:ニュー・カレドニア脱植民地化過程にみる共和主義の変容」
(神戸大学大学院・尾立 要子)
研究ノート
・「鹿児島県硫黄島におけるツーリズムの現状と課題」
(広島大学大学院・谷川 典大)
書評
小林茂『農耕・景観・災害―琉球列島の環境史―』(第一書房,2003年)
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)
平岡昭利編著『離島研究』(海島社,2003年)
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)
第3号(2002年10月30日発行、B5判, 114頁)
論 説
・「島嶼経済の自立をめぐる諸問題」
(日本大学・嘉数 啓)
・「奄美群島振興開発事業と奄美経済社会の変容」
(鹿児島大学・皆村 武一)
・「ミクロネシアおよび南洋群島表象の歴史的変遷」
(立教大学大学院・千住 一)
・「ヨーロッパ統合過程におけるフランス海外県」
(神戸大学大学院・尾立 要子)
研究ノート
・「与那国島における生活施設と住民の生活行動」
(琉球大学大学院・一柳 亮太)
・「オーランド諸島の自治権とその将来」
(千葉大学・長谷川秀樹)
第2号(2001年3月30日発行、B5判, 51頁)
論 説
・「コルシカ島(フランス)における制度改革とその課題 -国家と島嶼の関係変容についての一考察-」
(千葉大学・長谷川 秀樹)
・「離島住民の中心都市における滞在可能時間の測定」
(琉球大学・宮内 久光)
研究ノート
・「島嶼部における廃棄物処理問題」
(明治大学・戸崎 肇)
創刊号(2000年3月30日発行、B5判, 119頁)
刊行の言葉(防衛大学校名誉教授・山階芳正会長)
論 説
・「島嶼世界と漁労文化 -入漁となわばりをめぐる試論-」
(国立民族学博物館・秋道 智彌)
・「困窮島制度ならびに同類似制度の比較考察 -宇宇島・大水無瀬島・小手島・由利島と類似制度-」
(奈良女子大学・長嶋 俊介)
・「島嶼地域における自治の問題 -フランス・コルシカ島を事例に-」
(千葉大学・長谷川 秀樹)
・「隠岐・西ノ島における漁業の展開と新規就業のあり方」
(東京大学大学院・大呂 興平)
・「域振興のための情報基盤整備 -新しい時代のインフラストラクチャーとしての航空-」
(明治大学・戸崎 肇)
・「交流学習の場としての離島振興効果 -愛媛県野忽那島「瀬戸内シーサイド留学」からの学び-」
(比治山大学短期大学部・山田 知子)
・「鹿児島県沖永良部島の水、土地利用、食生活 -「自足型社会」構築へ向けての予備的考察-」
(農林水産省農業総合研究所・西澤 栄一郎、他4名共同)
研究ノート
・「屋久島観光におけるアイランドテラピー概念の一考察」
(宮崎産業経営大学・村上 光信)