学会倫理綱領

 2007年11月24日開催の第2回理事会で承認された日本島嶼学会の倫理綱領を発表します。今後、本学会会員は、改めて本倫理綱領を遵守することを誓い、島嶼研究のために邁進したいと思います。

日本島嶼学会倫理綱領

2007年11月24日理事会承認

日本島嶼学会の会員は、科学的真理を明らかにする事を目的として、誠実かつ真摯に日本における島嶼学および関連科学の研究・教育および調査を行う。その成果を広く社会とりわけ島嶼民に公表することにより島嶼学および関連科学の進歩普及を図り、もつて社会の発展と人類の福祉に貢献する。会員は、基本的人権を守り、良識かつ品位のある行動をとる。

1.科学者としての倫理

会員は、専門知識の向上および島嶼学と関連科学の発展と自己研鑽を図る。研究と調査においては、法を遵守し、社会的良識に従って行動する。科学的事実に対しては常に謙虚、誠実でなくてはならない。研究成果と技術上の知見を広く社会に公表し、公表にあたつては先人と他者の業績を尊重する。

2.知的交流の確保

会員は、国際交流や他分野との交流を進めることを通して学術の向上を図るとともに、研究成果と技術上の知見が科学的に広く吟味・検証されるよう努める。

3.人類と社会への貢献

会員は、その専門知識と技術を適切に活用し、研究と調査の成果を広く社会に提供することを通して社会の発展と人類の福祉とりわけ島嶼社会の発展福祉に貢献する。