Category Archives: 学会からのお知らせ

第12回日本学術振興会賞の受賞候補者推薦のご案内

独立行政法人日本学術振興会から、下記のように
第12回日本学術振興会賞の受賞候補者推薦のご案内がありました。

対象分野は、人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野。
対象者は、45歳未満、博士号取得もしくは同等以上、
日本国籍を有する者、または日本で5年以上研究している外国人。
副賞は研究奨励金として110万円。
授賞数は25件程度。
受付期間は4月13日~15日。

推薦を希望される方は、3月31日まで
学会事務局あてに連絡ください。
理事会での厳正検討事項にいたします

第1回日本島嶼学会研究奨励賞 選考報告

2014年9月5日

第1回日本島嶼学会研究奨励賞 選考報告

 研究奨励賞授賞候補者選考委員会は、推薦のあった4名の候補者の研究業績について慎重に審査し、授賞候補者を選考しました。その結果をふまえ、理事会において、次の2 名の会員に第1回日本島嶼学会研究奨励賞を授与することを決定し、2014年9月5日の五島大会での授賞式において、長嶋会長よりおふたりに賞状と副賞を授与しました。

研究奨励賞授賞候補者選考委員会
委員長 可知 直毅
                 
【研究奨励賞授賞者】(表記は五十音順)
・高橋美野梨 会員
  (北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・日本学術振興会特別研究員PD)    
 ・山本宗立 会員
  (鹿児島大学国際島嶼教育研究センター・准教授)
    
【選考委員】
・委員長  可知直毅(学会賞担当理事)
・副委員長 中俣 均(島嶼研究前編集委員長)
・委員   立石雅昭(副会長)
・委員   小西潤子(理事)

【選考経過】
5月1日      学会HPに応募要領広告
5月1日〜5月31日 推薦受付
6月1日〜6月24日 選考委員会にて授賞候補者選考
6月25日〜7月2日 理事会MLにて授賞候補者の予備審議
9月5日       理事会で授賞者を正式決定、五島大会において授賞式

【授賞理由】
高橋美野梨 会員
 高橋美野梨会員は、島嶼学会会員として本会の活動に参加する中で、国際政治経済学の知見を活かしながら、極北先住民社会であるデンマーク領グリーンランドにおける自治論を築いてきました。特に、自治が議論される際の「考え方の原理」を批判的に検討した上で、新たな分析概念として「対外的自治」と「対内的自治」を導入し、権限として獲得した自治の性質を明らかにした点が高く評価されます。今後、これまでの研究をふまえ、気候変動に伴い資源・航路開発が加速化するグリーンランドの、延いては極北先住民社会の自治と気候変動の相関に関する実証研究にむけた展開が期待されます。

山本宗立 会員
 山本宗立会員は、東南アジア島嶼におけるキダチトウガラシをめぐる食文化の由来について、精力的に研究を推進してきました。特に、フィールド科学をベースにしながら生化学的分析手法を取り入れて研究を進めている点がユニークであり、高く評価されます。アジア・オセアニアの島嶼部における文化資源としてのトウガラシ属の利用の研究は、トウガラシ属が導入される以前の文化構造の解明にも寄与する研究であり、近い将来、学界をリードする研究者として活躍が期待されます。

第15号(2014年4月発行)

【論説】
・「開発課題分野としての『島嶼防災』の構築に向けて-カリブ島嶼地域を例に-(沖田陽介)
・「離島における金融と経済力の分析-先島諸島を例として-」(吉原清嗣)              
・「コルシカ島(フランス)における『豚』についての考察」(長谷川秀樹)
・「合併を契機とする地域自治組織の組織化と運営をめぐる課題-広島県呉市(架橋島嶼部)『まちづくり協議会』を事例に-」(山田知子)
・「地域婦人会とジェンダー-奄美大島大和村大棚を事例として-」(季 慶芝)

【研究ノート】
・「島嶼学ことはじめ(一) -島の定義・アプローチ・分類-」(嘉数 啓)

本学会に関わる共催・後援依頼について

本学会に関わる共催・後援依頼に関して以下のような書式を準備しました。同依頼に際して同書式を参考にして事務局宛に送付ください。速やかに可否についての決済を理事会を通していたします。

また本学会主催する諸活動についての他団体との共催・後援活動に際しては各種団体の書式に従いますが、当学会から依頼する場合はおおむね次の書式を想定しています。

書式はこちら(PDF)

2014年次大会(五島)

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2014年次日本島嶼学会五島大会要領

1.テーマ・主旨
テーマ:自然環境と人々の知恵
主 旨:急激な自然環境の悪化、とりわけ気温・海水温の上昇は、これまでの生活・生産環境を大きく変えることとなり、特にエネルギー問題は喫緊の課題である。一方、少子高齢化の進展は多くの離島で振興上の深刻な問題となっており、無人化防止の観点からも、さらには「離島の役割」達成の観点からも規模の制約に関わらず、根源的離島活性化策が求められている。要は制約条件の厳しい離島地域に生きる知恵を改めて模索する好機を本大会で求めることとする。さらには、近年、我が国の外縁に位置する島々が「国境離島」としての機能と今後の在り方等に関し関心が持たれている。
そこで、各種制約条件の厳しい離島地域に生きる知恵を改めて模索する好機を本大会で求めることとする。

2.開催期日 2014年9月5日(金)から7日(日)
5日(金)午前:理事会
午後:開会式、基調講演、特別講演、総会、懇親会
6日(土)全日研究発表
7日(日)エクスカーションA(福江島、椛島、久賀島)
エクスカーションB(奈留島)「出前講座」参観を含む

3.開催場所 五島市「五島市総合福祉保健センター」(五島市三尾野1-7)
Tel:0959-74-5680   福江港から徒歩15分
4.主  催 日本島嶼学会
5.後  援(予定)長崎県、五島市、長崎県離島振興協議会、長崎ウエスレヤン大学地域総合研究所、長崎県離島振興研究センター、

6.実行委員会
委員長:佐藤快信(長崎ウエスレヤン大学)
委 員:加藤久雄(長崎ウエスレヤン大学)、久保実(五島市市長公室長)、鈴木勇次
(*長崎ウエスレヤン大学)、須山聡(駒澤大学)、長嶋俊介(鹿児島大学国際
島嶼教育研究センター)、深見聡(長崎大学)、三浦知子(長崎国際大学)、
諸岡慶昇(高知大学)*その他若干名
名誉実行委員長:野口市太郎五島市市長
事務局:(1) 長崎ウエスレヤン大学=佐藤快信、加藤久雄、鈴木勇次
〒854-0082長崎県諫早市西栄田町1212-1
TEL:0957-26-1234   FAX:0957-26-2063
sato@wesleyan.ac.jp katoh@wesleyan.ac.jp  suzuki@wesleyan.ac.jp

(2) 五島市=久保 実、樋口貴彦
〒853-8501 長崎県五島市福江町1-1 五島市市長公室内
TEL:0959-72-6111 FAX:0959-74-1994 kubo-mi@city.goto.lg.jp
*対外的主連絡先:suzuki@wesleyan.ac.jp

7.全体プログラム
(1) 本事業:理事会、総会、基調講演、研究発表
(2) 付随事業:エクスカーション、出前講座、懇親会、ポスターセッション、その他

8.プログラム構成(時系列)
9月5日(金) 09:00~11:30 理事会(保健センター2階研修室)
13:00~13:25 開会式(保健センター4階ホール)
会長挨拶、来賓祝辞(五島市長)
13:30~14:30 基調講演
「島嶼の課題と島嶼学」(嘉数啓琉球大学名誉教授)
14:45~15:45 特別講演
「五島のキリシタン」(加藤久男長崎ウエスレヤン大学准教授)
16:00~17:00 2014年度総会
18:00~20:30 懇親会(場所:「椿茶屋」)

9月6日(土) 09:00~10:30 研究発表② 3人(発表20分、質疑10分)
10:40~12:10研究発表③ 3人(発表20分、質疑10分)
12:15~13:00 昼食・休憩
13:00~14:30研究発表④ 3人(発表20分、質疑10分)
14:40~16:10研究発表⑤ 3人(発表20分、質疑10分)
16:20~17:50研究発表⑥ 3人(発表20分、質疑10分)
18:00~19:00研究発表⑦ 2人(発表20分、質疑10分)
*研究発表時間等は、発表応募者数等状況により変更する可能性がある。

9月7日(日) エクスカーションA(08:30~15:30)
福江港―(チャータ船)→椛島(洋上風力発電等)―(チャータ船)→久賀島(旧五輪教会等)
→福江港―(貸切りバス)→遣唐使ふるさと館(昼食)―大瀬崎灯台→(貸切りバス)
→福江港(長崎行き最終便乗船可能)

エクスカーションB(08:05~16:40)
福江港(8:05)-定期船(フェリーオーシャン)→
奈留島(奈留高校で須山・深海両会員による「出前授業」参観・文化祭見学(9:45~10:45)
→ユーミン歌碑→江上教会→舅ケ島・千畳敷→五島モンパルナス→城岳水晶露頭→汐池ラグーン
→奈留港-定期船(フェリーオーシャン)→福江港(16:40)
*ジェットフォイル:16:30  カーフェリー:16:50
*福岡行き飛行機:18:50   長崎行き飛行機:17:55

9.参加申し込み期限・方法
2014年7月20日までに様式によりFAXまたはメールで申込んでいただきます。 (大会、発表、懇親会、昼食、エクスカーション等)
*発表希望者は、発表要旨を7月31日(木)までにメール添付にて提出のこと。
*FAX:0957-26-2063〔宛先は、加藤准教授〕
E-mail: katoh@wesleyan.ac.jp
〒854-0082 長崎県諫早市西栄田町1212-1長崎ウエスレヤン大学加藤研究室

10.大会参加費等の支払い方法
大会参加費:2,000円、懇親会費:5,000円、
エクスカーションA参加費:5,500円(昼食代を含む)、
エクスカーションB参加者はエクスカーションB参加費のみ現地で別途徴収(約4,000円)、
昼食代(2回分):1,500円 計14,000円、
また、参加申し込み内容により金額が異なる場合は、各自計算の上、振り込んでいただきます。
指定郵便局口座
口 座 名:日本島嶼学会北部九州支部
口座番号:01700-2-1076
送金に際しては、必ず氏名、連絡先電話または所属をご記入下さい。

11.発表レジメの提出期限及び提出方法
2014年7月31日(木)までに指定規格による完成原稿をメール添付で提出していただきます。
なお、原稿は中央部に表題を、2行目右側に氏名(所属)を明記して下さい。
規格:A4判、横書き、11ポイント、1行40字、40行(頁制限はなし)
余白:上段26ミリ、下段24ミリ、左右26ミリ
*表組みでA4サイズ(横置き、縦置きは自由)を超える場合は、見開き措置とする(折り込み方式は禁止)
注1:発表予定者で、当日、別途配付資料がある場合は、おおむね60部を各自作成して持参していただきます。
注2:発表予定者で、万一提出期限までに発表レジメの提出がなかった場合は、各自でおおむね60部用意してご持参下さい。

12.宿舎の斡旋 各自で確保のこと。会員への案内時に、同封の「主要宿舎一覧」を参考に各自が申し込んで頂きます。

13.集合・解散 現地集合・現地解散とする。(本土から福江までの交通手段等は参加者に一任)

第14号(2013年9月発行)

【論説】  
・「島嶼の有限資源と建設技術の応用-沖縄県多良間島の地下ダム建設の検討に当たって-」(黒沼善博)
・「哀歌『アディユ・フラール,アディユ・マドラス』とフレンチ・カリビアン・ディアスポラの誕生」(尾立要子)
・「奄美大島における高齢者の防災に関する比較考察-知名瀬と西仲間両集落の住民の災害経験から-」(孟 憲晨)

【資料】
・「離島の水産業-水揚高と漁船勢力,水産物生産類型を中心として」(奥野一生)                     
・『Okinawa in the Asia Pacific : Thriving Locality in a Globalized World』(嘉数 啓:紹介)   

【書評】
・先田光演著『奄美諸島の砂糖政策と倒幕資金』南方新社,2012年(須山 聡)

第12号(2012年3月30日発行,B5判,76頁)

論説

・「五島ふくえ漁協における漁業就業者確保に向けた取り組みの現状と課題」
(鹿児島大学・鳥居享司)

・「島嶼住民による架橋後の生活評価―沖縄・古宇利島の事例―」
(法政大学沖縄文化研究所・前畑明美)

資料

・「離島の農業―1960~2005年度の農産物生産類型を中心として―」
(大阪府教育センター附属高等学校・奥野一生)

書評

知名町教育委員会編(2011):『江戸期の奄美諸島―「琉球」から「薩摩」へ―』(南方新社)
(駒澤大学・須山 聡)

第11号(2011年3月20日発行,B5判,58頁)

論説

・「被占領期西表島における日米共同開発計画の顛末―沖縄周縁部開発施策の実態と地域の経験―」
(佛教大学・越智正樹)

研究ノート

・「マングローブ植林域と自然林における貝類の多様性―フィジー、ビチレブ島における研究―」(英文)
(鹿児島大学・河合 渓)

・「バリ島のエコツーリズムの逆説」
(南山大学・吉田竹也)

・「奄美・沖縄離島の経済構造とその変化」
(琉球大学・宮内久光)