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「島」にかかわるみなさんへ

「島」にかかわるみなさんへ

7月22日からGo Toトラベルキャンペーンが始まり、島に新たな活気がもたらされるかと思った矢先、新潟県佐渡島・鹿児島県与論島・長崎県五島列島・香川県小豆島でもCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染者が見つかりました。感染された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。

感染が地方、さらには島嶼地域においても広がっています。日本島嶼学会は、現今の感染の広がりを、この春の感染拡大を上回る「島の危機」ととらえています。事態はきわめて深刻です。このまま感染が拡大すると、経済のみならず、医療をはじめとする島の全機能が麻痺し、島の地域社会が崩壊します。

来島を予定されているみなさんには、事前の検温と体調管理をお願いします。体調が優れない時には、来島を思いとどまることも必要です。来島時には各島の行政・地域団体の要請にご協力ください。また、「ふるさと納税」やネットでの特産物購入、島でお世話になった方々への手紙などは、島のみなさんを大いに力づけます。

「島の危機」の回避のため、島のみなさんに以下の提案とお願いがあります。

  1. 島内へのウイルス侵入を防ぐためには、一にも二にも感染者を島に入れない方策を確立する必要があります。行政および港湾・空港管理者,航路事業者には、来島者の検温・PCR検査・抗原検査など、できうる限りの水際対策の導入を、島の実情に合わせて、早急にご検討ください。来島者のみなさんには検査へのご協力をお願い申し上げます。
  2. 離島を有する市区町村長には、島での感染拡大が現実のものとなった場合、島内の医療・保健体制などが整うまで、短期間の緊急避難的な来島自粛要請の発出を検討されるよう、強く希望します。島民の感染防止はもとより,来島者がいま島で発症すれば、健康的で明るい島のイメージを、将来にわたり大きく損ないます。
  3. 住民のみなさん、島内で感染者が出ても、決して「犯人捜し」をしないでください。根拠のないデマや噂は不安をかき立て、被害者でもある感染者を傷つけます。いたわりと共感の心で感染者の回復を見守ってください。
  4. 感染防止には基本的な感染症対策の徹底に努めることが何より重要です。疑いのある症状が一定期間以上続く場合には、帰国者・接触者相談センターにご連絡ください。

島は多様であり、それぞれの事情があります。一般論だけでは「島の危機」は乗り越えられません。それぞれの島が、実情に合った対策を立てる必要があります。日本島嶼学会は、「島」を研究する専門家集団として、島のみなさんと立場をともにし、島の危機を乗り越えるために取り組んでまいります。ご相談等は、下記問合せ先にて承ります。どうか、withコロナの事態に対して最大限の注意を払いながらお過ごしください。

2020年7月27日
日本島嶼学会 会長 可知 直毅

本件に関する問合せ先:
日本島嶼学会 副会長 須山 聡(駒澤大学教授) mars@komazawa-u.ac.jp

(PDF版)200727島にかかわるみなさんへ(日本島嶼学会)

2020 年次日本島嶼学会年次大会「要旨集」のご案内

2020 年次日本島嶼学会年次大会「要旨集」のご案内

2020 年次の日本島嶼学会年次大会は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、新潟県粟島での開催を中止いたしましたが、研究発表の機会を確保するため、代替として研究発表の「要旨集」を作成することになりました。粟島での大会開催、研究発表はかないませんが、日ごろの島に係る研究の成果を発表頂きたく、会員各位に周知いたします。「要旨集」への掲載は研究業績とみなされますので、ふるってご応募ください。

「要旨集」投稿の要項は以下の通りです。(ファイルはこちら)

(1) 研究発表の申込方法
「要旨集」への掲載希望者は、2020 年 8 月 20 日(木)までに発表要旨をメールの添付ファイルで2018jsis@gmail.com にお送りください(アドレス冒頭の 2018 は年号とは無関係ですので、2020 などに書き換えないようご注意ください)。
なお、エントリーできるのは、以下の条件を満たす場合に限られます。
① エントリー時点において、日本島嶼学会会員(正会員、学生会員、準会員のいずれか)であること。
② 2020 年度新入会員の場合は、申し込み時点において会費納入済みであること。2019 年度以前に入会した会員については、会費未納年度(2019 年度以前)がないこと。
③ 複数人で発表を行う場合は、少なくとも一人が上記①か②に該当すること。

(2)様式について
・発表要旨規格:MS-Word 形式(.doc/.docx)、リッチテキスト形式(.rtf)等(PDF 等に変換しないようにしてください)
・規格:A4判、横書き、11 ポイント(参考文献一覧をつける場合、9-10 ポイントも可)、1行 40 字で1 ページ40 行、和文は明朝体フォント、欧文・算用数字はTimes New Roman フォントに準拠
・枚数:2 ページ(厳守)
・余白:上段 35 ミリ、下段 30 ミリ、左右 30 ミリ程度(要旨見本参照)
・その他:最上段中央部に表題を入れてください。1行あけて3行目右側に氏名(所属)を明記すること。
さらに1 行あけて5 行目から要旨本文を書きだすこと。
*原則として、いただいた原稿をそのまま「要旨集」に掲載します。
*期限締め切り後に原稿を送付いただいても受理いたしません。
(日本島嶼学会2020 年次大会 実行委員会)

りそなアジア・オセアニア財団が調査研究助成を募集中(~07/31)

公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団が2021年度の調査研究助成を募集しています。

助成対象は、アジア・オセアニア諸国・地域に関する人文・社会科学分野の調査・研究活動や国際会議等の国際交流活動、出版等の啓発・広報活動です。
応募〆切は、2020年7月31日(必着)です。

詳しくは下記(同財団HP)でご確認ください。
https://www.resona-ao.or.jp/project/promotion_application.html

0707琉球大オンライン講演会のお知らせ

琉球大学の藤田会員より以下の案内が参りましたのでお知らせいたします。

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来る7月7日,国際島嶼学会長のGodfrey Baldacchino先生を講師とするオンライン講演会を開催いたしますのでお知らせいたします。
詳細は下記の開催概要ならびに添付のフライヤーをご参照ください。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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日時:7月7日(火)15:45~17:15
講師:Professor Godfrey Baldacchino (University of Malta)
タイトル:Let’s Try Again: Islands, Islanders and Resilience
使用言語:英語

※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、Zoomにて開催致します。
要予約となりますので、参加ご希望の方は下記のメールアドレスまでご連絡をお願いいたします。
riis(a)riis.skr.u-ryukyu.ac.jp  ※メール送信の際は(a)を@に変えてください。
琉球大学島嶼地域科学研究所 (担当:亀川)
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「第11回日本学術振興会育志賞」学会推薦候補者募集(募集期限06/01に延長)

日本島嶼学会では、「第11回(令和2年度)日本学術振興会育志賞」の学会推薦候補者(1名)を募集します。
該当する学生会員をご存知でしたら、自薦・他薦を問わず学会事務局まで御一報ください。

なお、メール件名の冒頭に[日本学術振興会育志賞]とお入れくださいますようお願いいたします。

【期限】 2020年6月1日(月)
*学術振興会の受付延長に伴い、募集期限を延長しました。

*日本学術振興会育志賞の対象者は、「34歳未満、日本の大学院博士後期課程学生(留学生を含む)」(推薦募集ポスターより)です。
詳細は【日本学術振興会育志賞ホームページ】にて御確認ください。

【日本学術振興会育志賞ホームページ】
https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/

島に行こうとしているみなさん,そして島のみなさんへ(04/28タイトル修正)

新型コロナウイルスの流行により,全国に緊急事態宣言が出されています。私たちは島を研究対象としておりますが,私たちは今,島には行きません私たちの行動が島の安全を脅かすことを,島のことを知っているからこそ,私たちは心の底から恐れています。
島は小さくて人口が少ないだけではなく,医療・福祉・教育をはじめとする,あらゆる生活基盤が零細で脆弱です。島では,生活に欠かせないあらゆる機能が,コロナウイルスの流行によっていとも簡単に崩壊します。本土のように,ここがお休みなら別のお店に行けばいい,というわけにはいかないのです。お店が1軒しかない島がたくさんあります。連絡船の乗員が感染すると,唯一の交通手段である航路が途絶し,本当の孤島になってしまう島があります。感染者が入院できる施設は,ほとんどの島にありません。本土でならば救える命も,島では救えません。

日本島嶼学会では,島と外部との人の往来を最小限にとどめることが,コロナウイルスの侵入を防ぐためには必要と考えております。その上で以下の3点を強く要請します。

  1. 本土のみなさん,ご自身の安全のためにも,そして何よりも島の生活基盤を守るために,観光や旅行での来島を絶対にやめてください。いわゆる「コロナ疎開」なんてもっての外です。
  2. 島のみなさん,島から出ないでください。みなさんご自身が本土で感染し,ウイルスの運搬者になる可能性があります。
  3. ご家族の介護などでどうしても島に行かなければならないみなさん,万全の備えを整えてください。島に行ったら2週間は外出を自粛してください。

島の人びとは,いつもであれば島外のみなさんの来訪を歓迎します。みなさんの来訪は,島に新たな活気と希望をもたらし,なくてはならない産業の礎を形作っています。実際のところ,最近の来島者の減少は,島の経済に少なからぬ打撃を与えています。経営危機に瀕した民宿・ホテル,お店や会社,生活が苦しくなった人たちが島には多数います。しかし,今しばらくは,来訪を思いとどまっていただきたいのです。

日本島嶼学会はこれからも,そして今後も,島の専門家集団として島のみなさんとともに島を見つめ,考え続け,実践します。「行くな来るなコロナ」が島の専門家からの最大の提言です。コロナウイルスが沈静化するまで,どうか島をそっとしておいてください。日本島嶼学会からの,そして日本のすべての島じまからのお願いです。

2020年4月27日
日本島嶼学会
会長 可知 直毅

(アピール全文PDF)

2020年次新潟・粟島大会中止のお知らせ(04/15掲載)

2020年4月15日

会員各位

日本島嶼学会
2020年次新潟・粟島大会実行委員会
実行委員長 野呂一仁

2020年次新潟・粟島大会中止のお知らせ(続報)

標記の件、2020年4月1日(水)に日本島嶼学会ウェブサイトにおいて申込受付中止をお知らせしていたところですが、社会情勢を踏まえ、実行委員会において慎重に協議をした結果、2020年次新潟・粟島大会は中止することといたしましたのでお知らせいたします。
中止に伴い、大会で行う予定であった諸事業については、大幅に変更されますので、下記にてご確認ください。
このような事態になり、誠に残念ではありますが、会員の皆様にはご理解のほどお願い申し上げます。
なお、本件に関する問い合わせは、引き続き大会実行委員会(メールアドレス:2020jsis@gmail.com)で承ります。

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2020年次新潟・粟島大会中止に伴う対応
①本事業
理事会:粟島での開催は中止する。

総会:粟島での開催は中止する。2020年次の日本島嶼学会総会についての対応は、今後理事会がウェブサイト等を通じて会員に対し周知する。また、総会後の日本島嶼学会各賞の授与式についても別途周知する。

基調講演、熟議:中止する。

研究発表:粟島での開催は中止する。但し、会員の研究発表の機会を提供する観点から、代替として「2020年次 日本島嶼学会年次大会要旨集」(PDF版)を作成し、誌上発表の記録とする。要旨集の募集要項は別途ウェブサイトにて周知する。

②付随事業
エクスカーション:中止する。
懇親会:中止する。

新潟・粟島特別研究大会の検討
島嶼地域住民及び研究者間の連携の観点から、今後事態が収束した後に、基調講演等を含めた特別研究大会の開催をするべく検討を引き続き推進する。
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以上

*ファイル(PDF)はこちら

2020年度粟島大会:申込受付は当面中止(04/01時点)

会員各位

2020年次日本島嶼学会「新潟・粟島大会」について

新潟・粟島大会について、2020年3月15日発行の日本島嶼学会NEWS LETTER Vol.63にて申込開始を2020年4月1日(水)と既報しているところですが、昨今の社会情勢を鑑み、申込受付を当面中止いたします。

今後の方針については、4月中旬を目途に、HPにてお知らせいたします。会員の皆様におかれましては、ご理解のほどお願い申し上げます。

なお、本件に係る問い合わせは、大会実行委員会(メールアドレス:2020jsis@gmail.com)で承ります。

粟島観光協会では対応いたしませんので、ご留意ください。
2020年4月1日

日本島嶼学会
2020年次新潟・粟島大会実行委員会
委員長 野呂一仁

日本島嶼学会賞に関する規則および細則

日本島嶼学会賞に関する規則
(2013年11月24日制定、2014年9月5日一部改定、2015年9月5日一部改定、2016年9月3日一部改定、2019年10月25日一部改定)

1. 日本島嶼学会賞は、将来島嶼学および本学会をリードして活躍することが期待される若手会員の顕彰を目的とする研究奨励賞部門と島嶼学の発展に多大な貢献をなした業績を有する会員を顕彰し、その栄誉を称えることを目的とする栄誉賞部門からなる。
2. 研究奨励賞部門は、授賞年度の4月1日現在45歳以下の本学会の会員を対象とする。栄誉賞部門については、年齢制限を設けない。
3. 日本島嶼学会賞は、以下の選考を経て選ばれた者に対して授与する。
4. 日本島嶼学会賞候補者を選考するため,日本島嶼学会賞候補者選考委員会(以下選考委員会という)を設ける。選考委員会は、理事会の合議により選ばれた本会の理事若干名で構成する。また、理事会が必要と認めた理事以外の正会員を委員に加えることができる。
5. 選考委員の任期は、通常総会の日または理事会が承認した日から翌年の通常総会の日までとするが、再任を妨げない。
6. 選考委員会は自薦または他薦により推薦された者の中から授賞候補者を選び、選考理由を付けて理事会に報告する。授賞候補者が無い場合も、その旨を理事会に報告する。
7. 研究奨励賞部門の選考に際しては、本学会等における既往両3年以内の研究業績(作品・社会活動等も含む)を中心に、将来の可能性も考慮して候補者を選出する。栄誉賞部門の選考に際しては、島嶼学の進歩と発展に多大な貢献をなした研究業績(作品・社会活動等も含む)をもとに候補者を選出する。
8. 理事会は、選考委員会が選定した候補者について審議し、授賞者を決定する。
9. 授賞は原則として毎年若干名以内とする。
10.表彰は総会において行う。
11.研究奨励賞部門の授賞者には賞状および副賞を、栄誉賞の受賞者には賞状を授与する。
12.この規則の変更には理事会の3分の2以上の同意を要する。

 

日本島嶼学会賞に関する細則(2013年11月24日制定、2014年9月5日一部改定、2019年10月25日一部改定)
1.選考委員には、常任理事もしくは副会長の少なくともどちらかと、島嶼研究編集委員長を含む。
2.選考委員の選出にあたっては、学問分野や女性比率に関して配慮する。
3.選考過程において、外部から授賞候補者に関する情報を参考聴取することも可能とする。
4.選考委員長は、選考委員の互選により選出する。
5.賞状および副賞は、選考委員長が準備する。
6.賞状の書式は、選考委員会で定め理事会に報告する。
7.研究奨励賞部門の副賞は、1名につき1万円(現金)とする。
8.授賞理由は学会のホームページで公開する。
9.この細則の変更には理事会の2分の1以上の同意を要する。