【台風22号、23号で被災された伊豆諸島のみなさまへのお見舞い】
台風22号と23号がもたらした大雨と暴風による建物の損壊や停電、断水などライフラインに甚大な被害を受けた東京都伊豆諸島のみなさまに対し、心よりお見舞い申し上げます。復旧の間もなく襲いかかった災害による厳しい被害の実態を知り、その後も線状降水帯が発生するなどの報道を聞くたびに、深く心を痛めております。
一日も早く、みなさまに平穏な日常が戻りますようお祈りいたしますとともに、国や自治体等、関係者に対するきめ細やかなご支援を賜りたく、お願いいたします。日本島嶼学会といたしましても、災害に伴う島嶼問題への調査研究協力を事業計画の1つとして掲げており、安全で持続可能な地域社会づくりに向けて取り組んでまいります。会員各位におかれましても、今後とも継続的なご支援とご協力をお願いいたします。
2025年10月24日 日本島嶼学会会長 小西 潤子
群発地震が続くトカラ列島のみなさまへのお見舞い(会長メッセージ、2025.10.24)
【群発地震が続くトカラ列島のみなさまへのお見舞い】
トカラ列島近海を震源とする群発地震が続くなかで、7月3日の震度6弱の地震発生後に島外避難を余儀なくされた鹿児島県十島村悪石島・小宝島のみなさまには、次第に日常を取り戻していると聞き及んでおります。悪石島では、9月7日にユネスコ無形文化遺産登録のボゼ祭りも無事に開催されたとのことで、その朗報に接し安堵していたところでした。
その一方で、島のみなさまは経済的に厳しい状態が続いており、10月22日には悪石島で震度2が観測され、6月からの群発地震の累計は2378回に及んでいます。落ち着かない生活がつづいていることとお察しし、みなさまが心から安心できる日常生活を取り戻されるよう、日本島嶼学会といたしましても事態の収束することを願うばかりです。会員各位におかれましても、今後とも継続的なご支援とご協力をお願いいたします。
2025年10月24日 日本島嶼学会会長 小西 潤子
2026 ISISA(Islands of the World Conference)のお知らせ(開催地:韓国・全羅南道新安郡)
学会からのお知らせです。
来年2026年7月7日から11日まで、韓国・全羅南道新安郡におきまして ISISA Islands of the World Conference が開催されます。特別セッションの企画も歓迎とのことです。奮ってご参加ください。https://www.2026isisa.kr/
なお、2029年には本学会主催でISISAを日本で開催します。
役員名簿(2025-2026年度)
2025年08月31日現在
| 役職名 | 氏 名 | 所 属 | 専門分野等 |
| 会 長 | 小西 潤子 | 沖縄県立芸術大学音楽学部 | 音楽学 |
| 副会長 | 鳥居 享司 | 鹿児島大学水産学部 | 水産経済学 |
| 同 | 村上 和弘 | 愛媛大学国際連携推進機構 | 文化人類学・民俗学 |
| 常務理事 | 大塚 靖 | 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター | 寄生虫学 |
| 同 | 大西 広之 | 法務省/四国大学学際融合研究所 | 境界研究・法学 |
| 理 事 | 青木 さぎ里 | 自治医科大学看護学部 | 地域看護学 |
| 同 | 野呂 一仁 | 立正大学文学部 | 地域社会学 |
| 同 | 長谷川 秀樹 | 横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 | フランス社会学 |
| 同 | 波多野想 | 琉球大学島嶼地域科学研究所 | 建築史学・文化遺産学 |
| 同 | 藤田 陽子 | 琉球大学島嶼地域科学研究所 | 環境経済学 |
| 同 | 前泊 美紀 | 那覇市議会/沖縄国際大学沖縄法政研究所 | 報道・地方政治 |
| 同 | 前畑 明美 | 法政大学文学部/同・沖縄文化研究所 | 人文地理学・島嶼政策論 |
| 同 | 真崎 翔 | 名古屋外国語大学外国語学部 | 歴史学 |
| 同 | 町 泰樹 | 鹿児島工業高等専門学校 | 宗教人類学・民俗学 |
| 同 | 松村悠子 | 大阪大学COデザインセンター | 環境社会学 |
| 同 | 溝田 浩二 | 宮城教育大学教育学部 | 動物・昆虫学 |
| 同 | 山本 宗立 | 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター | 民族植物学 |
| 監 事 | 河合 渓 | 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター | 海洋生物学 |
| 同 | 小川領一 | 大分大学研究マネジメント機構 | 廃棄物管理・循環型社会形成 |
| 参 与 | 可知 直毅 | 東京都立大学プレミアムカレッジ | 島嶼生態学 |
| 名誉会長 | 嘉数 啓 | 沖縄アジアビジネス調査研究所 | 島嶼経済学 |
| 委員 | 安仁屋優子 | 名桜大学人間健康学部看護学科 | 看護学 |
| 同 | 澤田成幸 | 東海大学文理融合学部経営学科 | 財務会計論・離島の持続可能性 |
過去の年次大会一覧
*2006年次大会以前の内容は旧サイトに格納されています。該当する大会の名称(下線付き)をクリックください。なお、2007年次大会以降は左サイドメニュー「過去の年次大会・研究会」の投稿をさかのぼっての確認も可能です。
●2025年次大会(羽幌町・天売島)[2025.08.29-09.01]
●2024年次大会(熊本市)[2024.08.30-09.02]
●2023年次大会(横浜市・伊豆大島)[2023.11.16-11.19]
●2022年次大会(沖永良部島)[2022.10.21-10.23]
●2021年次大会(宮城県・気仙沼、完全オンラインに変更)[2021.9.3-9.5]
●2020年次大会(開催中止、代えて要旨集を作成)[2020.8.20]
●2019年次大会(宮古島)[2019.10.25-10.27]
●2018年次大会(東京都)[2018.8.30-9.2]
●2017年次大会(鹿児島県・甑島)[2017.9.1-3]
●2016年次大会(広島県・大崎上島)[2016.9.2-4]
●2015年次大会(奥尻)[2015.9.4-6]
●2014年次大会(五島)[2014.9.5-7]
●2013年次大会(高知)(PDF)[2013.9.7-9]
●2012年次大会(隠岐)[2012.9.8-10]
●2011年次大会(徳之島)(PDF)[2011.9.10-12]
●2010年次大会(駒沢大学、三宅島)(PDF)[2010.9.11-12]
●2009年次大会(久米島)[2009.10.2-4]
●2008年次大会(菅島)(PDF)[2008.9.20-22]
●2007年次大会(与那国島)[2007.9.15-17]
●2006年次大会(佐渡)[2006.9.22-24]
●2005年次大会(対馬)[2005.9.23-25]
●2004年次大会(奄美大島)[2004.9.18-20]
●2003年次大会(香川大学)[2003.9.20-22]
●2002年次大会(琉球大学、伊平屋村)[2002.10.26-28]
●2001年次大会(明治大学)[2001.9.6-9]
●佐渡研究会(in 佐渡島)[2001.8.3-5]
●2000年次大会(愛知学泉大学)[2000.9.15-17]
●大東諸島特別研究大会(in 南大東島、北大東島)[2000.6.17-19]
●2000年次八丈島研究大会(in 八丈島)[2000.4.8-9]
●1999年次大会(鹿児島大学)[1999.8.21-22]
●研究発表会(in 家島)[1999.4.10-11]
●特別研究会(in 奄美大島)[1999.1.30-31]
●設立総会(長崎ウエスレヤン短期大学)[1998.7.19]
2025年次羽幌天売大会:大会プログラム要旨集を掲載しました(08/30)
2025年次羽幌天売島大会プログラム要旨集を掲載します。一般プログラムについては、0825修正版(pdf)をご覧ください。大会実行委員会
2025年次羽幌大会:一般報告プログラム(0825修正版)
2025年次羽幌天売島大会のプログラムは、ニュースレター79号に掲載しておりますが、一般報告プログラムの一部に変更がありましたので、お知らせします。
大会実行委員会
08/04講演会「戦後宮古島からの季節労働移動」(ハイブリッド、オンライン参加申込〆は07/30)
会員からのお知らせです。
琉球大学島嶼地域科学研究所が08/04に講演会を開催いたします。概要は下記をご覧ください。
<開催概要>
演題:戦後宮古島からの季節労働移動
講師:宮内久光氏(琉球大学国際地域創造学部教授,日本島嶼学会員)
日時:2025年8月4日(月)15:00開始
参加申込期限(オンライン参加のみ):2025年7月30日(月)正午
※その他詳細は下記リンクをご参照ください。
https://riis.skr.u-ryukyu.ac.jp/news/8828/
「第8回 島の医療を考える研究会」(8/31ハイブリッド開催)
「第8回 島の医療を考える研究会」(8/31ハイブリッド開催)
この研究会は、島の医療体制づくりという日本の島々の長年の命題に応えるため、島の医療に関する知見を集めることを目的として2019年1月より活動を開始いたしました。今回は北海道の羽幌町中央公民館で開催し、日本とスコットランドの医療政策・医療事情についてご講演いただきます。また、問題提起いただいたテーマを掘り下げ、活発に議論してまいります。Zoomでのご参加も可能です。ご案内の詳細はPDFを御覧ください(ご案内PDF)。
日時:2025年 8月31日(日)13:00~16:30
会場:羽幌町中央公民館小ホール
第1部 ご講演
講師:京都府立医科大学大学院 木塚雅貴氏
テーマ:「日本とスコットランドの離島における医療政策・医療状況と島民の意識に関する比較考察」
第2部 報告・議論
・血液備蓄所撤退による影響(調査報告)
・架橋島のストロー現象
・オンライン診療体制づくり
2025年次羽幌天売島大会告知(第三報:宿泊施設について)
2025年次羽幌天売島大会に参加される皆様にご連絡申し上げます。
羽幌町内の宿泊施設の予約が困難な状況が発生しています。
まだ予約されていない方は、至急各自で宿泊先の手配をしてください。
羽幌町内での宿泊ができない場合、近郊の苫前町の宿泊施設などもご検討ください。
大会実行委員長 花渕馨也