第6回(2016年度)地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)の社会連携賞に、「鹿児島大学国際島嶼教育研究センターの奄美群島における社会連携活動」が選出されました。
なお、この活動には本学会の会員10名以上がかかわっています。
http://www.jcas.jp/about/6.html
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第3回日本島嶼学会研究奨励賞報告
研究奨励賞授賞候補者選考委員会は、推薦のあった6名の候補者の研究業績について慎重に審査し、下記のとおり授賞候補者1名を選考しました。その結果をふまえ、理事会において、鳥居享司会員に第3回日本島嶼学会研究奨励賞を授与することを決定し、2016年9月3日の大崎上島大会での授賞式において、中俣会長より賞状と副賞を授与しました。
研究奨励賞授賞候補者選考委員会
委員長 可知 直毅
【研究奨励賞授賞者】
・鳥居享司 会員 (鹿児島大学水産学部 准教授)
【選考委員】
・委員長 可知直毅(副会長)
・委員 小西潤子(副会長)
・委員 須山 聡(理事/島嶼研究編集委員長)
・委員 村上和弘(理事)
【選考経過】
3月13日 学会HPにて応募要領公示
3月15日 ニュースレターに応募要領掲載
3月13日〜5月22日 推薦受付
5月23日〜6月8日 選考委員会にて授賞候補者選考
6月10日〜6月16日 理事会MLにて授賞候補者の予備審議
6月17日 授賞予定者に内報
9月2日 理事会で授賞者を正式決定
9月3日 大崎上島大会において授賞式
【授賞理由】
国内外の離島における水産業振興に向けた経済学的研究であり、離島が抱える現実的な諸問題を解決する礎となると期待できる。従来の地域産業振興政策が、生産サイドからのアプローチに偏っていたのに対し、市場との関係性を重視した「市場適応型モデル」の構築を目指し、政策的提言を視野に入れている点に独創性がある。離島振興に直結する実践的意義と研究射程の広さ、そして活発な研究活動の2点が高く評価される。今後、島嶼学と本学会をリードする研究者として、離島振興に果たす行政、漁協、漁業者などの役割や機能についての研究と考察に基づいた、研究成果の現場への還元にも期待する。
第17-2号(2016年8月発行)
【論説】
・「三島村・鬼界カルデラジオパークにおけるジオツーリズムの取り組み」(深見 聡)
・「離島架橋に伴う島嶼市場の経済学的考察-架橋後に失われた市場からの回帰を考える-」(黒沼善博)
【研究ノート】
・「島嶼学ことはじめ(四)―持続可能『島嶼型』技術を求めて―」(嘉数 啓)
福武財団「瀬戸内海文化研究・活動支援助成」(応募09/30まで)
公益財団法人福武財団が標記の助成申請を公募しています。
詳細は同財団のサイトをご参照ください。
2016年次大会(広島県・大崎上島)大会日程
「2016年次 日本島嶼学会大崎上島大会」の大会日程(タイムテーブル)を掲載いたします。下記からダウンロードください。
*今後、変更が生じる可能性もあります。ご留意ください。
2016日本島嶼学会日程(pdf)
なお、大崎上島および近隣の方は、基調講演・研究発表(ともに9月3日)を無料で聴講いただけます。
・事前申し込みは不要です。当日、受付までお申し出ください。
・要旨集等を御所望の場合は、別途、資料代を申し受けます。
2016年次大会(広島県・大崎上島)申込開始のお知らせ
「2016年次 日本島嶼学会大崎上島大会」を下記の要領で開催いたします。会員の皆さまの参加をお待ち申し上げます。
*詳細および申込方法等は、添付の「実施要項」にて御確認ください。(実施要項:MS-Word、PDF)
また、申込様式は以下の通りです。原則としてメールの添付ファイルでお送りください。
様式1(研究発表申込書)
様式2および様式3(大会参加申込書および総会委任状)
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・テーマ・主旨
テーマ:海と陸の関係を問い直す-瀬戸内・大崎上島からの発信-
主 旨:瀬戸内島嶼の特徴は、本州あるいは四国・九州といった「巨大な陸地」を常に意識せざるを得ない点にあるように思われる。瀬戸「内海」という捉え方自体、このような感覚を前提としているようだ。大崎上島での開催に際し、瀬戸内島嶼を「島と海、そして本土」をめぐる三者関係のバリエーションとして捉え、海と陸との関係について改めて問い直してみたい。
今大会は、年次大会としては初の瀬戸内島嶼での開催となる。開催地である大崎上島は本州至近でありながら架橋がなされていない「離島」である。また、開催校を務める広島商船高等専門学校は、離島所在の高等教育機関でありながら文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(COC)に選定されたユニークな存在である。このような環境での大会開催は、同時期に開催されるCOCシンポジウムと併せ、参加者にも、そして学会全体にも様々な刺激をもたらしてくれるに違いない、と考えている。
・開催期日 2016年9月2日(金)から4日(日)
・開催場所 広島県豊田郡大崎上島町(広島商船高等専門学校)
2日(金)午後:理事会および出前講座
3日(土)基調講演、研究発表、総会、懇親会等
6日(日)エクスカーション(A/Bの2コースあり。Aは3時間、Bは6時間・昼食弁当付き)
*大会参加費等は以下の通りです。
・大会参加費2,000円、懇親会費5,000円、昼食代(9月3日)1,000円、計8,000円
全てお申し込みの場合、以下のようになります。
・エクスカーション無し:計8,000円
・エクスカーションA参加:計10,500円
・エクスカーションB参加:計12,500円(昼食付き)
・連絡先
2016年次大崎上島大会実行委員会
oosaki.kamishima2016@gmail.com
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Shima Publishing(豪州)が雑誌『Shima(島)』10周年記念号を刊行
オーストラリアのShima Publishingが雑誌『Shima(島)』の10周年記念号を刊行したとのことです。
また、同HPもリニューアルされ、検索機能が付加されたとのことです。
詳細は下記を御参照下さい。
http://shimajournal.org/index.php
ICUA(Island Cities and Urban Archipelagos) 2017開催のお知らせ
ICUA(Island Cities and Urban Archipelagos)より、ICUA2017の開催告知が出ております。同会議はIsland Dynamics, INSULA等との共催とのことです。
詳細は下記を御参照下さい。
http://www.islandcities.org/icua2017.html
「島の自然環境についての基礎的調査」助成案内(公益財団法人自然保護助成基金)
公益財団法人自然保護助成基金より「第27期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成」募集案内が出ております。
今期は特定テーマ助成として、「島の自然環境についての基礎的調査」も募集するとのことです。
詳細は下記を御参照下さい。
http://www.pronaturajapan.com/foundation/pronaturafund/27pnfbosyu
出版情報:『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』
明石書店より『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』(小澤実・中丸禎子・高橋美野梨 編著)が刊行されました。本学会の高橋美野梨会員が編者の一人を務めています。
書籍情報詳細(明石書店HP)
http://www.akashi.co.jp/book/b221899.html