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第7号(2008年3月30日発行、B5判、85頁)

論説

・「マングローブ林とサンゴ礁が併存する島嶼沿岸域の漁業と海洋環境」
(鹿児島大学・河合渓、鹿児島大学・小針統、鹿児島大学・真鍋尚也、南太平洋大学・Leon ZANN)

・「マングローブ林とサンゴ礁が併存するフィジー諸島共和国沿岸域の魚類相」
(鹿児島大学・真鍋尚也、鹿児島大学・小針統、鹿児島大学・河合渓、南太平洋大学・Leon ZANN)

・「日本島嶼における持続可能性リスクと災害―島嶼的リスク対応構造とその歴史的省察―」
(鹿児島大学・長島俊介)

・「持続可能な島嶼観光における「社会的キャリング・キャパシティ(環境容量)」に関する一考察―沖縄を事例にして―」(英文)
(琉球大学・嘉数 啓)

与那国大会

日 本 島 嶼 学 会
2007年次 与那国大会
プ ロ グ ラ ム

2007(平成19)年9月15日(土)~17日(月)

与那国町福祉センター(与那国島)
主 催:日 本 島 嶼 学 会
共 催:与那国町・北海道大学スラブ研究センター
琉球大学アジア太平洋島嶼研究センター
後 援:沖縄タイムス社、八重山日報社
八重山毎日新聞社、琉球新報社
協 賛:
(株)沖縄銀行・(株)紙商・(株)トリム
(株)ブリックス・(株)タップ・(株)沖縄四門
スマイル歯科・大城純市法律事務所
湧川運輸(株)・丸祐重機合資会社

2007年次日本島嶼学会与那国大会実行委員会

1日目  915日(土曜日)         与那国町福祉センター

Ⅰ 受 付                                            08:30~

                総合司会    宮 内 久 光(琉球大学)

Ⅱ 日本島嶼学会与那国大会開会式             09:00~09:30

◇開会の挨拶 大城 肇(大会実行委員長・琉球大学教授)

◇歓迎の挨拶 外間 守吉(大会委員長・与那国町長)

◇学会長挨拶 嘉数 啓(日本島嶼学会長・琉球大学副学長)

Ⅲ 基調講演                        09:30~10:30

黄  智 彗 氏(民俗学 台湾中央研究院教授)

「15世紀の与那国見聞史料再考

~南方の視点から~」

Ⅳ 研究報告                       10:30~11:50

座 長        中 俣  均 氏

(法政大学)

(1) 臼 井   拓 氏(京都大学大学院)       10:30~10:50

「漁撈民セレール・ニョミンカの移動漁業の変還」

 

(2) 鈴 木 勇 次 氏(長崎ウエスレヤン大学)    10:50~11:10

「離島振興法の目的検証への考察」

 

(3)壬 生  淳 氏(工学院大学)          11:10~11:30

「持続可能な八丈島のあり方に関する研究」

 

(4) 大 西 広 之 氏(大阪学院大学)        11:30~11:50

「離島地域における行政サービス確保の可能性

~登記所統廃合と行政事務の委託を題材として~」

  昼  食                       12:00~13:00

Ⅴ 基調講演   宮 良  作 氏(郷土研究家)     13:00~13:50

「与那国島の戦後の貿易」

Ⅵ 研究報告                       14:00~17:00

座 長     野 田 伸 一 氏(鹿児島大学)

立 石 雅 昭 氏(新 潟 大学)

(1) 中 塚 恵 介 氏(内閣官房副長官補室)     14:00~14:20

「沖縄振興計画における国際交流・協力拠点形成の位置づけ及び
今後の課題について」

(2) 佐 藤 由 紀 氏(早稲田大学)         14:20~14:40

「創られた「島嶼性」:周縁/辺境意識の発生

~学際的アプローチに基づく試論的考察~」

 

(3) 小 川 領 一 氏(有限会社 地域空間工房)   14:40~15:00

「住民を主体とした社会基盤整備活動の分析

~フィジー国ナイカワンガ集落を例として~」

 

(4) 中 谷 誠 治 氏((財)亜熱帯総合研究所)   15:00~15:20

「アジア太平洋からの研修生が見た沖縄・八重山のサンゴ礁保全」

 

(5) 前 利  潔 氏(知名町役場)          15:20~15:40

「長崎県口之津で発見された海員名簿の意義

~一世紀を経て明らかになった沖永良部島民の姿~」

 

(6)橋 口 幸 紘 氏(鹿児島大学)         15:40~16:00

「近代化・都市化がもたらす生活習慣病の問題について」

 

(7) 森 隆子氏・兒玉 慎平氏・波多野 浩道氏(鹿児島大学)
「加計呂麻島の人びとの病気行動」        16:00~16:20

 

(8) 奥 野 一 生 氏(大和川高等学校)       16:20~16:40

「沖縄離島の航空交通」

 

Ⅶ 会員総会                       17:00~17:50

Ⅷ 懇 会・交流会                   18:00~20:00

(与那国町福祉センター)※やしの実大学との共催

 

2日目  916日(日曜日)          与那国町福祉センター

Ⅰ 基調講演                       09:00~10:00

陳  延 輝 氏(政治学 台湾師範大学教授)

「The local governance of the frontier city under the globalization」

Ⅱ 研究報告                      10:00~12:00

座 長        対 馬 秀 子 氏(順天堂大学)

(1) 寺 尾 智 史 氏(神戸大学大学院)      10:00~10:20

「琉球弧と大西洋マカロネシア(アソーレス、マデイラ、カナリアス、
カボベルデ)~対照島嶼研究の視座から~」

(2) 田 村 慶 子 氏(北九州市立大学)      10:20~10:40

「“リトル・アセアン”の地域協力

~2つの「成長の三角地帯構想」をめぐって~」

 

(3) 河合 渓氏・小針 統氏・真鍋尚也氏・Leon Zann(鹿児島大学)
「マングローブ林とサンゴ礁が併存する島嶼沿岸域の漁業と海洋環境

~フィジー諸島共和国ビチレブ島の漁村を例に~」10:40~11:00

 

(4) 神 谷 大 介 氏(琉球大学)                 11:00~11:20

「沖縄県離島地域における渇水問題に関する研究」

(5) 長 嶋 俊 介 氏(鹿児島大学)         11:20~11:40
「ポストコロニズムと国境島嶼経営」

  昼  食                       12:00~13:00

  国境交流フォーラム                  13:00~15:30

 

       「島と国境交流」

 

          コーディネーター    大 城   肇 氏(琉球大学教授)

 

パネリスト       松 村 良 幸 氏(対馬市長)

長 谷 川 俊 介 氏(根室市長)

外 間 守 吉 氏(与那国町長)

 

コメンテーター     岩 下 明 裕 氏(北海道大学教授・

ブルッキングス研究所客員)

 

Ⅳ エクスカーション     海底遺跡見学         16:00~18:00

 

 

3日目  917日(月曜日)     

Ⅰ エクスカーション                   08:00~11:30

島内視察

Ⅱ 解 散                 

12:25 与那国発石垣(JTA962)

No.6(September 2006)

【Articles】

The Seclution Policy (Sakoku) of Tokugawa Government and its Significance of Contemporary Problems.
Hideo KANEMITSU

ON the Introduction of Administrative Reform Proposal on Prefecutural Integration and Okinawa’s Autonomy State.
Tomohiko TAMAKI

The Current Status of Special Goods Pruduction and the Role of the Wholesalers in Okinawa.
Hisamitsu MIYAUCHI

Networking Island Societies under Globalization : The Case of the Pacific Islands.
Hiroshi KAKAZU

New Insularity by Digital Divide and Exodus of the Public Center : How to Conquer their Handicap and Anxiousness by Double Effects in Japan.
Shunsuke NAGASHIMA, Kazuaki BAMBA, Hiroaki ADACHI

Narashino Captive’s Camp and the Return of Pohnpei (formerly Ponape) Captives : The Potential of Oral History.
Chizuko KAWAMURA

【Book Review】
Tsuneichi MIYAMOTO: Field Note on Fishermans’ Village and Fishery in Osaka Prefecture 1949-1950, (Reprint, 2005), ―: Field Note on Fishermans’ Village and Fishery in Hiroshima Prefecture 1949-1950, (Reprint, 2005).
Shunsuke NAGASHIMA

第6号(2006年9月30日発行、B5判、153頁)

論説

・「徳川幕府の対外政策(鎖国)と現代の国境問題に占める意義」
(上智大学名誉教授・兼光秀郎)

・「沖縄州への考察と提言」
(早稲田大学琉球・沖縄研究所客員研究員・玉城朋彦)

・「沖縄県離島における特産品製造と卸売業者の役割」
(琉球大学・宮内久光)

・「Networking Island Societies under Globalization : The case of the Pacific Islands.」
(琉球大学・嘉数 啓)

・「島嶼における通信環境の条件不利性―行政・情報過疎相乗効果の克服―」
(鹿児島大学・長嶋俊介、フリーランサー・伴場一昭、九州通信ネットワーク株式会社・安達浩昭)

・「習志野俘虜収容所とポーンペイ(旧称ポナペ)人捕虜の帰還―オーラル・ヒストリーの可能性―」
(大東文化大学・川村千鶴子)

書評

森本孝編(2005):『宮本常一農漁村探訪録 第Ⅰ巻 大阪府下漁村・漁業調査ノート』(周防大島文化交流センター),同(2005:『宮本常一農漁村探訪録 第Ⅱ巻 広島県下漁村・漁業調査ノート(1)』(周防大島文化交流センター)
(鹿児島大学・長島俊介)

No.5(March 2005)

【Articles】

An Approach to the Small Islands Problem: An Introduction.
Hideo KANEMITSU

Toward Construction of the Resource-Circulating Type System in Islands: Composting of Livestock Excretion.
Hajime OSHIRO

Islands Need “Food Self-Sufficiency Ability”.
Yukihiro HASHIGUCHI

Eyes to the Forest: World Natural Heritage and the Perspective of Tourism Development in Yaku Island.
Hisao SEKINE

The State Islands Shipping Transport Seen from Life Security : Proposal of Autonomous and Sustainability Transport Model through Analysis of Amami- Islands.
Norihisa KANEDA

On Socio-Economic Changes in Bridged Island : A Case Study on Hamahiga-jima, Okinawa.
Akemi MAEHATA

The Establishment of Community-Welfare System and Island Promotion in Hateruma- Island : A Research by Questionnaire on Household Management and Mutual Help and Support of the Islanders.
Yoshiko KOTANI, Shunsuke NAGASHIMA , Fumiko NODA

【Book Review】
Stephen A.Royle : A Geography of Islands(2001) : Small Island Insularity.
Keiichi TAKEUCHI

第5号(2005年3月30日発行、B5判, 150頁)

論 説

・「島嶼問題への接近:序論」
(東京国際大学・兼光 秀郎)

・「島嶼地域の資源循環型家畜排せつ物処理システム」
(琉球大学・大城 肇)

・「島嶼に求められる「食料自給能力」についての考察」
(鹿児島大学大学院・橋口 幸紘)

・「森への視線-屋久島における世界自然遺産と観光開発のゆくえ」
(筑波大学・関根 久雄)

・「生活保障から見た離島海運のあり方」
(明治大学大学院・金田 憲久)

・「島嶼地域における架橋化に伴う社会変容」
(法政大学大学院・前畑 明美)

・「波照間島における地域福祉環境システムの構築と地域振興」
(大阪教育大学(非)・小谷 良子、鹿児島大学・長嶋 俊介、大阪教育大学・野田 文子)

書評

Stephen A. Royle : A Geography of Islands: Small Island Insularity. London and New York: Routledge 2001, 237p.
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

No.4(December 2003)

【Articles】

Issues of Welfare for the Elderly and Utilization of Information Technology on Isolated Islands.
Yoshihisa GOTO, Sachiko HIRAKAWA

The Islanders’ Governance and Endurance toward Man-Made Calamity under Industrial Civilization.
Shunsuke NAGASHIMA, Hiroaki ADACHI, Hiromi NAGASAKA

The Staying-Longer Style of Eco-Tourism in Yaku Island.
Satoshi FUKAMI, Yusuke SAKATA, Shigemitsu SIBASAKI

The Role of the Bridge Connecting the Islands of Hamahiga and Okinawa.
Hisamitsu MIYAUCHI, Jun SHIMOZATO

The Birth of Kanak People.
Yoko ORYU

【Notes】
Present Situation and Problems of Rural Tourism in Iwo-Jima, Kagoshima Prefecture.
Norihiro TANIGAWA

【Book Review】
Shigeru KOBAYASHI(2003) : Agriculture, Landscape and Disaster in Ryukyu Island; Historical Perspectives on Environment.
Keiichi TAKEUCHI

Akitoshi HIRAOKA ed.(2003) : Research into People, Life and Industry of Japanese Islands.
Keiichi TAKEUCHI

第4号(2003年12月30日発行、B5判, 117頁)

論 説

・「離島における福祉と情報化の諸問題」
(日本福祉大学・後藤 順久、(株)三菱総合研究所・平川 幸子)

・「人災対応への島民負担とガバナンス」
(奈良女子大学・長嶋 俊介、豊島ネット・安達浩昭、奈良女子大学・長坂 弘美)

・「屋久島における滞在型エコツーリズム」
(鹿児島大学大学院・深見 聡、鹿児島大学・坂田 裕輔、東京大学・柴崎 茂光)

・「都市通勤可能架橋島・沖縄県浜比嘉島における人口変動と転入者の存在形態」
(琉球大学・宮内 久光、琉球大学大学院・下里 潤)

・「「カナク人民」の誕生:ニュー・カレドニア脱植民地化過程にみる共和主義の変容」
(神戸大学大学院・尾立 要子)

研究ノート

・「鹿児島県硫黄島におけるツーリズムの現状と課題」
(広島大学大学院・谷川 典大)

書評

小林茂『農耕・景観・災害―琉球列島の環境史―』(第一書房,2003年)
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

平岡昭利編著『離島研究』(海島社,2003年)
(一橋大学名誉教授・竹内啓一)

No.3(October 2002)

【Articles】

Issues of Self-Reliant Development of Island Econnomies.
Hiroshi KAKAZU

Amami Islands’ Development Projects and its Effects on the Economic and Social System.
Takeichi MINAMURA

Historical Transition of Representation of Micronesia and the South Sea Islands.
Hajime SENJU

The French Overseas Departments and the Process.
Yoko ORYU

【Notes】
A Note on Daily Life Facilities and Residents’ Behavior in Yonaguni Island.
Ryota HITOTSUYANAGI

Autonomy of Aland Islands and its Problem.
Hideki HASEGAWA

第3号(2002年10月30日発行、B5判, 114頁)

論 説

・「島嶼経済の自立をめぐる諸問題」
(日本大学・嘉数 啓)

・「奄美群島振興開発事業と奄美経済社会の変容」
(鹿児島大学・皆村 武一)

・「ミクロネシアおよび南洋群島表象の歴史的変遷」
(立教大学大学院・千住 一)

・「ヨーロッパ統合過程におけるフランス海外県」
(神戸大学大学院・尾立 要子)

研究ノート

・「与那国島における生活施設と住民の生活行動」
(琉球大学大学院・一柳 亮太)

・「オーランド諸島の自治権とその将来」
(千葉大学・長谷川秀樹)