「平成30年7月豪雨」で被災されたみなさまへのお見舞い
この度、思わぬ豪雨がもたらした土砂災害に見舞われたみなさまに対し、心よりお見舞い申し上げます。
大きな町から小さな瀬戸内の島々にまで及んだ厳しい被害の実態に、驚き、愕然としています。私どもにとって身近な島々でも、怒和島の母子3人の尊い命が奪われ、ほかにもたくさんの島で、人々の生活の大きな支障が出ているとの報道を聞き及んでいます。一方、島々に限らず、中国四国地方を中心に各地でも大きな犠牲が生じたことにも深く心を痛めております。
一日も早く、望まれる平穏な暮らしが、みなさまと大切な郷土に戻りますよう、お祈りいたしますとともに、国や地元自治体、復興関係者には、高齢化した地域社会に対するきめ細やかなご支援、そして防災への最大の注力をよろしくお願いしたいと存じます。
私ども日本島嶼学会もまた、安全で持続可能な地域社会づくりに向け、総力を挙げて諸活動に取り組むつもりです。会員各位におかれましても、島嶼か否かを問わず、今後とも継続的な支援・協力をお願いいたします。
2018年7月11日
日本島嶼学会会長 中俣 均