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2018 年日本島嶼学会年次大会の開催について(第一報)

会員の皆さま

2018年次大会は以下の内容で開催予定です。詳細は大会実施要領(2018年6月頃公開)をお待ちください。
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テーマ:日本島嶼学会設立 20 周年・小笠原諸島返還 50 周年を迎えて
【期日】
2018 年 8 月 30 日(木)~9 月 2 日(日)

【会場】
法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎
*エクスカーション:神津島(伊豆諸島)

【日程】
8月 30 日(木)
・理事会
8月 31 日(金)
・基調講演
・特別講演(鈴木名誉会長・真崎会員・青木会員)
・設立 20 周年を振り返る座談会(嘉数・鈴木・長嶋名誉会長,中俣会長)
・一般研究発表およびポスター発表
・総会
・懇親会
9 月1日(土)
・一般研究発表・ポスター発表(17 時終了)
*エクスカーション参加者は22:00 発の東海汽船で神津島へ

9 月1日(土)~2日(日)神津島エクスカーション
・10:00~12:00 公開講演会(上田嘉通会員)
・13:00~17:10 神津島巡検(多幸海岸-三浦湾展望台-赤崎遊歩道-温泉保養センター)
*神津島までの航路・航空路は各自確保
*2日の宿泊は神津島観光協会で紹介、各自予約
*詳細は6月頃発表の大会実施要領で提示します

【大会実行委員会】中俣(委員長)、可知・須山・長谷川・野呂・前畑
【付記】なお,2019 年3月上旬に小笠原諸島父島においてミニ・シンポジウムの開催を計画しています。詳細は 2018 年7月発行のニュースレター等に掲載予定です。
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第5回(2018年度)「日本島嶼学会研究奨励賞」候補者募集について【募集期間延長】

「日本島嶼学会研究奨励賞」は、本会の若手会員の顕彰を目的として2014年度に設置されました。2017年度の受賞者は、真崎 翔会員でした。
自薦による応募者の中から若干名の受賞者を選考し、大会において表彰するとともに1万円の賞金が副賞として贈呈されます。
受賞候補者の募集を下記の要領で行いますので、奮ってご応募ください。詳しくは、以下の応募要領をご覧ください。

日本島嶼学会 会長 中俣 均

応募要項(PDF)

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日本島嶼学会研究奨励賞応募要領

日本島嶼学会研究奨励賞(以下奨励賞という)の応募に当たっては,この要領に従って,応募申請書に必要事項を記入し、PDFファイルにして、選考委員長あてメールに添付して提出してください。

応募資格    2018年4月1日現在45歳以下の本学会の会員
応募〆切    2018年6月2日(土) *期間を延長しました。
申請書送付先  研究奨励賞選考委員長 小西潤子 ejkonis@gmail.com

申請書の様式は自由ですが、以下の項目を含んでください。
(1)応募年月日
(2)申請者氏名
(3)生年月日および2018年4月1日現在の年齢
(4)出産・育児・介護・その他の事由のため研究中断がある場合はその期間
(5)学位(取得年月、学位名称、取得大学・研究科名)
(6)現在の専門分野
(7)所属機関・職名(学生の方は2018年4月1日現在の学年)
(8)連絡先住所(所属あての場合は所属機関名も)・メールアドレス
(9)最終学歴
(10)応募研究課題
(11)応募研究の業績の大要(A4用紙1枚以内)
(12)今後の研究の展望(A4用紙1枚以内)
(13)応募研究の内容をもっともよく表していると考える論文・発表要旨等1篇(スキャンしたPDFファイル等で可)
(14)応募研究にかかわる業績リスト
以下の項目に分けて記載すること
1)学会誌「島嶼研究」に発表した論文
2)本学会の大会での発表
3)その他本学会の中での報告、各種活動、作品等
4)本学会以外の学会誌等に発表した論文(著書を含む)
5)本学会以外の学会等での発表、各種活動、作品等
(15)競争的研究費の採択状況(代表者のみ)
(16)他の学会賞等の受賞歴(学会名、受賞名、受賞年、受賞タイトル)

選考の過程で追加資料の提出をお願いする場合があります。
以上

応募にあたっての補足
(1)「応募研究課題」 とは、研究奨励賞に応募いただく研究全体のテーマです(すでに学会等で発表された個別のタイトルではなく)。
(2)「応募研究にかかわる業績リスト」 は、本学会に関係するもの(「島嶼研究」や大会での発表など)だけでなく、応募された研究テーマに関連するものを 記載ください。応募される研究テーマと関係がないものは含めなくてけっこうです。また、既往両3年以内の研究業績を中心に評価します。
(3)「競争的研究費の採択状況」は、応募研究に関するものを記載ください。

2018年度 日本島嶼学会研究奨励賞選考委員会
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【参考】
日本島嶼学会研究奨励賞に関する規則

(2013年11月24日制定、2014年9月5日一部改訂、2015年9月5日一部改訂、2016年9月3日一部改正)

1.将来、島嶼学および本学会をリードして活躍することが期待される本会の若手会員の顕彰を目的として日本島嶼学会研究奨励賞(以下奨励賞という)を設ける。
2.奨励賞は、授賞年度の4月1日現在45歳以下の本学会の会員で、以下の選考を経て選ばれた者に授ける。
3.奨励賞授賞候補者を選考するため,奨励賞授賞候補者選考委員会(以下選考委員会という)を設ける。
4.選考委員会は、理事会の合議により選ばれた本会の理事若干名で構成する。また、理事会が必要と認めた理事以外の正会員を委員に加えることができる。
5.選考委員の任期は、通常総会の日または理事会が承認した日から翌年の通常総会の日までとするが、再任を妨げない。
6.選考委員会は自薦または他薦により推薦された者の中から授賞候補者を選び、選考理由を付けて理事会に報告する。授賞候補者が無い場合も、その旨を理事会に報告する。選考に際しては、本学会等における既往両3年以内の研究業績(作品・社会活動等も含む)を中心に、将来の可能性も考慮して候補者を選出する。
7.理事会は、選考委員会が選定した候補者について審議し、授賞者を決定する。
8.授賞は原則として毎年若干名とする。
9.表彰は総会において行う。
10.授賞者には賞状および副賞を授与する。
11.この規則の変更には理事会の3分の2以上の同意を要する。

日本島嶼学会研究奨励賞に関する細則
(2013年11月24日制定、2014年9月5日一部改訂)

1.選考委員には、常任理事もしくは副会長の少なくともどちらかと,島嶼研究編集委員長を含む。
2.選考委員の選出にあたっては、学問分野や女性比率に関して配慮する。
3.選考過程において、外部から授賞候補者に関する情報を参考聴取することも可能とする。
4.選考委員長は、選考委員の互選により選出する。
5.賞状および副賞は、選考委員長が準備する。
6.賞状の書式は、選考委員会で 定め理事会に報告する。
7.副賞は、1名につき10000円(現金)とする。
8.授賞理由は学会のホームページで公開する。
9.この細則の変更には理事会の2分の1以上の同意を要する。

嘉数啓氏(本学会名誉会長)の著作が第45回伊波普猷賞に(2017.03.10続報追加)

嘉数啓氏(本学会名誉会長)の著作

島嶼学への誘い−沖縄からみる「島」の社会経済学』(岩波書店)が、第45回伊波普猷賞に選ばれました。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/198324

(2018.03.10追加)
「沖縄タイムス」紙に詳報が掲載されました(クリックで画像拡大)。
沖縄タイムス(2018.02.02付)

沖縄タイムス(2018.02.18付)

第15回(平成30年度)「日本学術振興会賞」受賞候補者推薦募集(機関長推薦)

日本学術振興会より、表記の通り候補者推薦の案内が参りました。

関心をお持ちの方は、下記リンクにて詳細を確認の上、早急に学会事務局までお問い合わせくださいますよう。自薦・他薦を問いません。

詳細:日本学術振興会ウェブサイト
https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/index.html

—-以下、「推薦要項」より抜粋—–
4.対象者
国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、平成30年4月1日現在以下の1)から3)の条件を満たす者とします。また、これまでにご推薦いただいた候補者のうちの女性割合は極めて低いというのが現状です。女性候補者の積極的な推薦をよろしくお願いいたします。
1)次のa) またはb)を満たすこと
a)日本国籍を有する者
b)外国人であって推薦時点において我が国で5年以上研究者として大学等研究機関に所属しており、今後も継続して我が国で研究活動を予定している者
2)45歳未満であること
3)博士の学位を取得していること(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む)
—-以上、「推薦要項」より抜粋—-

第19-1号(2018年2月発行)

【論説】
・離島における発達障害児を持つ母親の子どもの受け入れと地域風土との関連(稻留直子・丸谷美紀)
・養殖魚のブランド化に果たす行政・漁協の役割―大分県「かぼすブリ」を事例に―(鳥居享司)

【特別寄稿】
・島嶼学ことはじめ(七)―国境の島をめぐる領土紛争と解決策を考える 尖閣諸島および南シナ海諸島を中心に―(嘉数 啓)

【研究ノート】
・宮古島市における自殺対策—うつ病者等を対象とした認知行動療法の取り組み—(波名城 翔・下地由美子)
・奄美大島宇検村における集落点検の実践(須山 聡)
・離島の民間伝承,大崎上島の地名と自然災害(小河 浩)

【書評】
・青木さぎ里著『離島の保健師』青土社, 2017年(森 隆子)

役員名簿(2017~2018年度)

2017年11月現在

役職名 氏  名 所  属 専門分野等
会 長 中俣  均 法政大文学部・沖縄文化研究所 人文地理学
副会長 可知 直毅 首都大学東京理工学研究科 島嶼生態学
副会長 小西 潤子 沖縄県立芸術大音楽学部 音楽学
常任理事 河合  渓 鹿児島大国際島嶼教育研究センター 海洋生物学
常任理事 須山  聡 駒澤大文学部 人文地理学
理 事 大西 広之 法務省・中京大社会科学研究所 法学
奥野 一生 名古屋商科大 人文地理学
遠部  慎 久万高原町上黒岩遺跡考古館 考古学
桑原 季雄 鹿児島大共通教育センター 文化人類学
高橋 美野梨 北海道大スラブユーラシア研究センター 国際政治学
野呂 一仁 立正大文学部 地域社会学
長谷川 秀樹 横浜国立大都市イノベーション研究院 国際関係学
前利  潔 知名町役場生涯学習課 地域政治史
前泊 美紀 那覇市議会議員・沖国大学法政研 報道・地方政治
前畑 明美 法政大学文学部・沖縄文化研究所 人文地理学
溝田 浩二 宮城教育大学教員キャリア研究機構 動物・昆虫学
宮城 能彦 沖縄大人文学部 社会学
村上 和弘 愛媛大学国際連携推進機構 文化人類学・民俗学
監 事 小林 貴博 日本リサーチ総合研究所 地域計画
森  隆子 鹿児島大医学部 看護学
参 与 長嶋 俊介 オフィス・アイランド 島嶼学原論
名誉会長 嘉数  啓 沖縄アジアビジネス調査研究所 島嶼経済学
名誉会長 鈴木 勇次 諫早市美術歴史館 島嶼行政学

第4回日本島嶼学会研究奨励賞報告(2017年)

 研究奨励賞授賞候補者選考委員会は、推薦された1名の候補者の研究業績について慎重に審査し、すべての選考委員がその業績を高く評価したことから、当該者を授賞候補者として選考しました。その結果をふまえ、理事会において、眞﨑翔会員に第4回日本島嶼学会研究奨励賞を授与することを決定し、2017年9月2日の甑島大会での授賞式において、中俣会長より賞状と副賞を授与しました。

研究奨励賞授賞候補者選考委員会
委員長 小西 潤子
                 
【研究奨励賞授賞者】
・眞﨑 翔 会員 
    
【選考委員】
・委員長  小西潤子(副会長)
・委員   可知直毅(副会長)
・委員   須山 聡(理事/島嶼研究編集委員長)
・委員   村上和弘(理事)

【選考経過】
3月15日      学会HPにて応募要領公示。ニュースレターに応募要領掲載
3月15日〜6月2日 推薦受付(締め切りを5月21日から延長)
6月3日〜6月15日 選考委員会にて授賞候補者選考
6月19日~23日 理事会MLにて授賞候補者の予備審議
7月1日 授賞予定者に内報
9月1日       理事会で授賞者を正式決定
9月2日       甑島大会において授賞式

【授賞理由】
 応募研究は、小笠原の返還過程を日米領土返還交渉史という枠組みの中で解明しようとする試みである。とりわけ『島嶼研究』誌掲載論文では,小笠原の返還過程が核密約を通じて沖縄とも連動していたことについて、外交文書を渉猟し,手堅い手法で論理を積み上げて意表を突いた結論を導き出した。島嶼学が外交史や政治学分野とも渡り合える水準にあることを示した業績である。また、硫黄島戦没者遺骨収集の特別派遣団員として、遺骨収集にあたるなど当事者に寄り添った社会活動も行っている。その射程の広さを高く評価するとともに、これまでの活発な研究活動を考慮すると、今後日米関係にとどまらず,さまざまな地域に研究が展開されることを期待する。

RETI2017沖縄シンポジウムのお知らせ

琉球大学より、RETI(島嶼大学間ネットワーク)2017沖縄シンポジウム開催の連絡が参りました。詳細は下記のリンクを御参照ください。

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【RETI2017沖縄シンポジウムについて】
日程:
 シンポジウム 平成29年11月17日(金)~18日(土)
 エクスカーション 平成29年11月20日(月)~21日(火)

場所:琉球大学 研究者交流施設・50周年記念館
    〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地

使用言語:英語

研究発表締切:平成29年9月15日(金)

【RETI2017沖縄シンポジウムウェブページ】
短縮URL:http://goo.gl/7r55up

【RETI(島嶼大学間ネットワーク)とは】
2010年7月,コルシカ大学(フランス)の主導により,島嶼
地域の課題について島の視点から学術的・科学的研究に取り
組む環境を創出するため,世界中の島嶼に立地する19大学が
集まってRETIが設立されました。2017年現在,27大学が加盟
しており,琉球大学はアジアで唯一の加盟大学です。
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