Category Archives: 学会誌『島嶼研究』

第24-1号(2023年3月刊行)


第24-1号(2023年3月刊行)

【論説】
・テキストマイニングを用いた島嶼観光の研究傾向(金 徳謙)

・鹿児島県与論島における市民参加型「島の自然とくらしのゆんぬ古写真調査」の展開(高橋そよ・池田香菜・菊 凛太郎・後藤 真・橋本雄太・南 勇輔)

・有事の島しょ医療―Ⅱ 2000年三宅島雄山噴火―(小山 茂)

【書評】
・小野寺浩著『世界遺産奄美』南方新社,2022年(宋 多情)

・山田(武原)由美子著『素顔のニューカレドニア―越境するシマンチュ日本語教師―』高文研,2022年(横山晶子)

第23-2号(2022年9月刊行)

第23-2号(2022年9月刊行)

【論説】
・マルタ共和国における観光と語学学校への需要分析(高橋環太郎)

・有事の島しょ医療—Ⅰ 2013年10月 伊豆大島土砂災害—(小山 茂・清水忠典)

【研究ノート】
・沖永良部島の植物療法と認知症予防への期待―効能の薬化学・薬理学―(鷲山真紀子)

・島嶼における家族の個人化の地域的特徴―香川県小規模離島の事例―(緒方宏海)

【書評】
・常田 守・外尾 誠著『奄美の自然入門』南方新社,2021年(河合 渓)

・徳之島町誌編さん室編『徳之島町史 民俗編—シマの記憶—』南方新社,2022年(吉野琢哉)

第23-1号(2022年3月刊行)

【論説】
・大久野島における観光対象の変遷と観光行動(富川久美子)

・Impact Analysis of Implementation of Sea Cucumber Resource Management Policy in Fiji: Focusing on Changes in People’s Lives and Resources(TORII, Takashi・COKANASIGA, Apimeleki・KAWAI, Kei・OGAWA, Ryuichi・NISHIMURA, Satoru・VEITAYAKI, Joeli)

・シマ型フィールドワークが看護学生の創造性の育成にもたらす効果-学生レポートの記述分析から-(森 隆子・稻留直子・兒玉慎平・波多野浩道)

【研究ノート】
・奥尻島青苗遺跡出土貝類の自然科学的研究(遠部 慎・畑山智史)

・佐渡島におけるオゾン濃度の季節変動および夜間高濃度(苗村晶彦・奥田知明・小寺浩二・長嶋俊介)


・沖永良部島の生薬―効能の薬化学・薬理学―(鷲山真紀子)

【資料】
・離島勤務の医師が求めているインセンティブ (福山祐介)

【書評】
・野中健一著『竹島をめぐる韓国の海洋政策』 (高橋美野梨)
・田中公・水谷憲二著『海士町史近現代編』 (須山 聡)
・冨澤公子著『幸福な老いを生きる―長寿と生涯発達を支える奄美の地域力―』 (青木さぎ里)

第22-2号(2021年8月刊行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅲ 島しょ地域医療構想調整会議から見た現状と展望 (小山茂)

【論説】
・奄美市住用町における自然利用の変化と住民意識 (宋多情)
・沖縄島北部における祭司の実態と地域的差異─男性神役と女性神役の関係性─ (宮平盛晃)

【研究ノート】
・竹島周辺海域の海洋状況把握が困難な原因 (野中健一)

【資料】
・沖永良部島の薬用植物―効能の薬化学・薬理学― (鷲山真紀子)
・沖縄県の小規模離島における新型コロナ感染症への対応と対策―2020年3月から2021年3月における医療と学校教育の実情分析に基づく政策決定上の視点― (木塚雅貴)

【書評】
・黒沼善博著『地下ダムと島の環境経済学』古今書院,2021年 (吉岡慎一)
・高宮広土著『奇跡の島々の先史学―琉球列島先史・原史時代の島嶼文明―』ボーダーインク,2021年 (須山聡)

【学会動向】

第22-1号(2021年2月発行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅱ 島しょ医療機関と共有する課題(小山 茂)

【論説】
・沿岸域砂泥底に生息する二枚貝Anadara spp.の人間活動を介した海から陸への移動―フィジー共和国ビチレブ島南東部の村落を例に―(河合 渓・西村 知・鳥居享司・小川領一・コカナシカ A.・ベイタヤキ J.)
・Use of Capsicum Peppers in Micronesia: A Case Study in the Yap Islands and Mili Atoll(Yamamoto Sota)
・ツバル語におけるココヤシの文化語彙-言語に表れた民族のくらし-(橘 広司)

【研究ノート】
・島嶼産業における業種間バランスの時空間動態の可視化(大西 修平・関 いずみ)
・「島嶼性」についての人類学的覚書(緒方宏海)
・アノマリーとしての世界自然遺産―奄美・沖縄の事例に関する観光リスク論的考察―(吉田 竹也)

【学会動向】

第21-2号(2020年8月発行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅰ 概説・救急医療(小山 茂)

【論説】
・地下水の有限性と島嶼振興―宮古島の入域者数増加に対応した地下水資源の運営―(黒沼善博)
・マルタ共和国におけるクロマグロ養殖業の現状と展望(鳥居享司)

【研究ノート】
・長崎県島嶼の河川水質と流域環境について―対馬・壱岐・平戸諸島を中心に―(矢巻 剛・小寺浩二)

【書評】
・坂野 徹著『<島>の科学者─パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究─』勁草書房,2019年(飯田卓・山本宗立・(応答)坂野 徹)
・大塚 靖・山本宗立編『ミクロネシア学ことはじめ─絶海の孤島・ピンゲラップ島編─』南方新社,2019年(鳥居享司)
・渡辺芳郎編著『奄美群島の歴史・文化・社会的多様性』南方新社,2020年(須山 聡)
・冨澤公子著『長生きがしあわせな島<奄美>』かもがわ出版,2020年(須山 聡)

【学会動向】

第21-1 号(2020年2 月発行)

【論説】
・Simple Simulation Model: Successful Water Borne Dispersal in Terrestrial Spiders to Reach Lake Islands (HAYASHI Morito)
・EU「島嶼性」を枠組みとしたフランス島嶼地域の特別地位と自治権についての考察─コルシカ地方制度改革過程を事例に─(長谷川秀樹)
・西表島の社会情勢に伴うマングローブ利用形態の変遷―利用を通じた資源管理の一事例―(渕上ゆかり・上須道徳・石丸香苗・渕上佑樹・谷口真吾)
・離島における義務教育未修了者―国勢調査小地域集計を用いた分析―(碓井健寛)

【研究ノート】
・産業化されない織物作りと地域社会―沖縄県小浜島の事例―(伊藤 紫)
・長崎県における島嶼地域の観光特性と立地が文化資源に及ぼす影響に関する考察(高橋環太郎)

【書評】
・長嶋俊介編『日本ネシア論』藤原書店,2019年(宮内久光)
・田畑洋一編『奄美の復帰運動と保健福祉的地域再生』南方新社,2019年(宋 多情)

【学会動向】

第20-2号(2019年8月発行)

【特別寄稿:2018年度神津島エクスカーション公開講演会】
・島嶼地域の観光振興に向けた実践報告(上田嘉通)

【論説】
・Long-Term Survey of Food Consumption on Pingelap Island, Pohnpei State, the Federated States of Micronesia (YAMAMOTO Sota)
・「奄美環境文化祭唄島ふぇすてぃばるっち。」─メディア・イベントと島のアイデンティティ─(金山智子)

【書評】
・斎藤 憲・樫本喜一著『奄美日本を求め,ヤマトに抗う島―復帰後奄美の住民運動―』南方新社,2019年(桑原季雄・高江洲昌哉,(応答)斎藤憲・樫本喜一)
・嘉数 啓著『島嶼学―Nissology―』古今書院,2019年(須山 聡)
・加藤庸二著『島の博物事典』成山堂書店,2015年(長嶋俊介)
・ロイル,S.A.著,中俣 均訳『島の地理学―小さな島々の島嶼性―』法政大学出版局,2018年(須山 聡)
・池上大祐・杉村泰彦・藤田陽子・本村 真編『島嶼地域科学という挑戦』ボーダーインク,2019年(鈴木勇次)

【学会動向】

第20-1号(2019年2月発行)

【日本島嶼学会設立20周年特別編】
・座談会 (嘉数 啓・鈴木勇次・長嶋俊介・中俣 均)

【特別寄稿:日本島嶼学会設立20周年記念講演】
・日本の離島振興の歩み (鈴木勇次)
・島で保健師になるということ (青木さぎ里)
・小笠原《返還50周年》が意味すること ―1968年以降の父島と硫黄島の歩み― (真崎 翔)
・島嶼学ことはじめ(九)―島嶼学方法試論― (嘉数 啓)

【論説】
・隠岐におけるジオ資源の旅行者誘引効果に関する定量分析 ―潜在クラス分析による旅行者層の抽出とその特徴 ― (古安理英子・赤沢克洋)
・奄美沖永良部島における言語再活性化の取り組み(横山晶子)
・太平洋島嶼地域の高等教育と教育開発 ―南太平洋大学の事例― (東平福美)

【書評】
・大塚 靖・山本宗立編『ミクロネシア学ことはじめ—魅惑のピス島編—』南方新社, 2018年 (村上和弘)
・平岡昭利・須山 聡・宮内久光編『図説 日本の島—76の魅力ある島々の営み—』朝倉書店, 2018年 (中俣 均)
・須山 聡・宮内久光・助重雄久編,平岡昭利監修『離島研究Ⅵ』海青社, 2018年 (髙木 亨)

【学会動向】

 

第19-2号(2018年8月発行)

【論説】
・Long-Term Food Consumption Survey on Piis-Paneu Island, Chuuk State, the Federated States of Micronesia(YAMAMOTO Sota)
・ヨーロッパ周縁島嶼地域における政治社会変容についての理論的考察-コルシカ島(フランス)の民族主義を事例に-(長谷川秀樹)
・離島のコミュニティラジオ局にみる儀礼的コミュニケーション-エフエムうけんの事例研究-(金山智子)
・島嶼間の一体化が及ぼす定住効果-効用理論による考察と沖縄・宮古島圏域の架橋化-(黒沼善博)

【特別寄稿】
・島嶼学ことはじめ(八)―島嶼の政治経済学 島嶼経済自立への挑戦―(嘉数 啓)

【研究ノート】
・奄美諸島産砂糖の商社独占買上体制解体過程に関する一考察-西南戦争との関連から-(高江洲昌哉)