Category Archives: 学会からのお知らせ

第22-2号(2021年8月刊行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅲ 島しょ地域医療構想調整会議から見た現状と展望 (小山茂)

【論説】
・奄美市住用町における自然利用の変化と住民意識 (宋多情)
・沖縄島北部における祭司の実態と地域的差異─男性神役と女性神役の関係性─ (宮平盛晃)

【研究ノート】
・竹島周辺海域の海洋状況把握が困難な原因 (野中健一)

【資料】
・沖永良部島の薬用植物―効能の薬化学・薬理学― (鷲山真紀子)
・沖縄県の小規模離島における新型コロナ感染症への対応と対策―2020年3月から2021年3月における医療と学校教育の実情分析に基づく政策決定上の視点― (木塚雅貴)

【書評】
・黒沼善博著『地下ダムと島の環境経済学』古今書院,2021年 (吉岡慎一)
・高宮広土著『奇跡の島々の先史学―琉球列島先史・原史時代の島嶼文明―』ボーダーインク,2021年 (須山聡)

【学会動向】

「第4回島の医療を考える研究会」(09/03オンライン開催)

この研究会は島の医療体制づくりという日本の島々の長年の命題に応えるため、島の医療に関する知見を集めることを目的として2019年1月より活動を開始いたしました。新しい感染症の出現から1年半余りが経過し、この間に改めて島々の医療の脆弱性が顕在化しているように思われます。今回は「有事の島の医療」をテーマに、現場の視点から活発に議論していきます。また宮城県気仙沼市大島の医療体制について考えます。ご案内の詳細はPDFを御覧ください(ご案内PDF)。


日時:9月3日(金)14:30~16:30・19:00~20:00
第1部 有事の島の医療を考える

講師:東京都立広尾病院 内視鏡科部長        小山 茂先生

テーマ:「有事の島しょ医療」※質疑応答を行います。

第2部 気仙沼大島の医療体制大島医院の森田良平先生より、日常の医療活動の様子について詳しくお話を伺います。
ご案内PDF(再掲)

【重要】 2021年次日本島嶼学会気仙沼大島大会の開催形式変更(完全オンライン開催)のお知らせ(2021年8月16日更新)

2021年次大会実行委員会

平素より日本島嶼学会の活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。

2021年次気仙沼大島大会は、現地開催を基本として一部プログラムをWEB開催する方向で準備を進めてまいりましたが、昨今の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、現地開催を中止し、WEB会議システム(Zoom)を用いた「完全オンライン開催」に変更することにいたしました。

直前での開催形式の変更となり、現地参加やご発表を予定されていた皆様、関係各位に多大なご不便、ご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。大会実行委員会にとりましても苦渋の決断となりましたが、参加される皆様、地元の皆様の安全を最優先に考えつつ、コロナ禍においても研究交流を促進させたいとの思いでギリギリまで議論を重ねた結果です。オンライン開催におきましても、現地開催と同様に実りある有意義な大会となるよう努めてまいりますので、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【オンライン開催の概要】

会期:2021年9月3日(金)〜5日(日) ※変更ありません

会場:オンライン会場(WEB上の会場)。参加申込をいただいている方には近日中にログイン方法をお知らせいたします。

使用するWEB会議システム:Zoom

各プログラムの開催形式の変更点:

日程プログラム変更前変更後
9/3(金)出前授業(大島中学校)対面オンライン
9/3(金)島の医療を考える研究会対面オンライン
9/4(土)開会式対面オンライン
9/4(土)一般公開シンポジウム対面オンライン
9/4(土)研究発表対面オンライン
9/4(土)総会・授賞式対面オンライン
9/4(土)オンライン交流会オンライン
9/5(日)研究発表オンラインオンライン

※研究発表の方法、研究発表会場のZoomミーティングIDなどの情報につきまして、大会参加を申し込まれた方に個別にメールで近日中にご案内いたします。

210815開催方式の変更について(docx)

新型コロナウイルス禍にかかわる会長メッセージ(2021.07.12付)

新型コロナウイルス禍にかかわる会長メッセージ

 新型コロナウイルスに感染された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復をお祈りいたします。全国的にワクチン接種が軌道に乗りつつありますが、大都市圏では感染者数がふたたび増加の兆しを見せております。ワクチン接種が順調に進んでいる島もありますが、それでも全国の島では感染者が散発的に発生しています。島の医療基盤は脆弱で、1人の感染によって島の全機能が麻痺する事態ともなりかねません。

 来訪を予定されている皆さんには、事前の検温と体調管理をお願いします。感染防止には、マスク着用や三密回避など基本的な感染防護策の徹底に努めることが何より重要です。体調が優れない時には、来訪を思いとどまることも必要です。島ごとに、あるいは島内の地域ごとにも状況は異なります。来訪時には各島の行政・地域団体の要請にご協力ください。島でも普段と同様、感染防護措置を講じてください。

 感染が収束しないなかで島に行ってよいのか,私たちも大いに悩み,議論しました。コロナの蔓延は,島にとって致命的です。しかしコロナを恐れるあまり,必要な来訪や島外からの供給を過度に制限することも,島の暮らしを破壊します。私たちは「命か暮らしか」の二者択一ではなく,両立的に「命も暮らしも」と考えます。いかなる対策をとっても,感染リスクをゼロにすることはできませんが,島に行く皆さんは,リスク低減の方策を講じなければなりません。

 島は海に囲まれた孤立的な環境で、人の往来が限られます。それは従来、島のハンディキャップとされてきました。しかし、孤立的な島の環境では、感染者のいないクリーンな状況が比較的維持されやすく、人の移動が激しい本土の大都市圏と比べて、相対的に安全な空間が形作られます。ハンディキャップとされていた島の隔絶性・孤立性が、コロナ対策ではむしろ有利に働きます。しかし、だからこそ、他の地域と同等以上の対策が必要であることを肝に銘ずるべきです。

 島の特性を踏まえ、不要不急の来訪ではないことを前提に、日本島嶼学会は以下のメッセージを発出します。

島に行くなら

1.来訪先の島(大きな島の場合には来訪する市町村)で、来訪前の14日間に感染者が発生していないこと

2.来訪者は2回のワクチン接種を受けるか、来訪前7日以内にPCR検査または抗原検査を受け、陰性であること

上記項目についてご検討ください*。

* これらは、内閣官房『新型コロナウイルス感染症の”いま”に関する11の知識』に基づき提示しました。(https://corona.go.jp/proposal/pdf/chishiki_20210604.pdf)

 これらは完全な防護策ではありませんが、感染リスクを大幅に低減できると思われます。ウイルスに怯え、島に行くのを断念することは、大切な人と会ったり、重要な機会を逸することにもなります。島に行く皆さん全員が守るべきマナーとしてお勧めします。島での感染情報は,島の自治体や都道府県のホームページから確認できます。

 日本島嶼学会は、「島」を研究する専門家集団として、島の皆さんとともにコロナ対策に取り組んでいきます。ワクチン接種が順調に進み、心配なく島に行ける時が、一日も早く訪れることを祈ります。

2021年7月12日

日本島嶼学会 会長 可知 直毅

本件に関する問合せ先:日本島嶼学会 副会長 須山 聡(mars@komazawa-u.ac.jp

2021年次気仙沼大島大会(9月3日〜5日)

会員の皆様
大変お待たせしておりました「2021年次気仙沼大島大会(9/3-9/5)」の実施要項をお届けいたします。

*06/25 誤字修正のため、実施要項を差し替えました(0623版→0625版)。内容自体は同一です。


【実施要項】20210625版(PDF)

・気仙沼大島大会ではエクスカーションおよび懇親会は実施いたしません。
・一部のプログラムを対面とオンラインの併用で開催予定です。

・新型コロナウィルスの感染状況によっては変更等が生じる場合がありますので、日本島嶼学会ウェブサイトおよびニュースレター(7/15発行予定)でご確認ください。

*参加・発表申込

以下に各種様式を掲載いたします。実施要項に従って手続きをお進めください。

【様式1】発表申込書・要旨見本(docx)

【様式2】参加申込書(docx)


*重要な締切日

7月26日(月):大会参加・発表の申込期限、発表要旨の提出期限

7月30日(金):大会参加費等の支払い期限


*お問い合わせ先

日本島嶼学会2021年次気仙沼大島大会実行委員会

〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉149 宮城教育大学 溝田研究室付

E-mail: nissology2021 at gmail.com

(お問い合わせ・ご連絡はメールでお願いいたします)


(再掲:ダウンロードリンク)

日本熱帯生態学会大会(JASTE31広島大会)のお知らせ *開催形態は「完全オンライン」に変更(04.27)

日本熱帯生態学会大会(JASTE31広島大会)のお知らせ

日本島嶼学会会員 各位

日本島嶼学会は、熱帯生態学会と連携協定を結んでおり、相互の大会にそれぞれの学会員と同等の資格で参加・発表が可能です。
JASTE31広島大会が、2021年6月26~27日に開催されます。本大会は現地参加とオンライン参加の両方が可能なハイブリッド型開催を予定しています。

*昨今の状況を鑑み、完全オンライン開催となりました。詳細は下記ウェブサイトにてご確認ください(2021.04.27修正)


参加を希望する会員は「連携学会員」として参加登録ください。発表する場合の登録〆切は4月30日(金)17:00です。
詳しくは、以下のウエブサイトをご覧ください。

https://jaste31.hiroshima-u.ac.jp/index.html

第8回(2021年度)「日本島嶼学会賞」候補者募集について【応募〆切5月16日】

第8回(2021年度)「日本島嶼学会賞」候補者募集について【応募〆切5月16日】
2021年2月28日

第8回(2021年度)「日本島嶼学会賞」候補者募集について

日本島嶼学会賞は、1)将来島嶼学および本学会をリードして活躍することが期待される若手会員の顕彰を目的とする研究奨励賞部門、2)島嶼学の発展に多大な貢献をなした業績を有する会員を顕彰し、その栄誉を称えることを目的とする栄誉賞部門、の2部門からなります。
いずれの部門においても、自薦または他薦により推薦された者の中から選考委員会が授賞候補者を選び、理事会の議を経て決定されます。ただし、研究奨励賞部門については、授賞年度の4月1日現在45歳以下の本学会の会員を対象とし、栄誉賞部門については、年齢制限を設けません。総会において、研究奨励賞部門授賞者には賞状および副賞、栄誉賞には賞状が授与されます。受賞候補者の募集を下記の要領で行いますので、奮ってご応募ください。詳しくは、以下の応募要領をご覧ください。なお、2020年度の日本島嶼学会栄誉賞は嘉数啓会員、研究奨励賞は森隆子会員に授与されました。

日本島嶼学会 会長 可知 直毅

――――――
日本島嶼学会賞応募要領 *PDF版の応募要領はこちら

 日本島嶼学会賞(以下、学会賞という)の応募に当たっては,この要領に従って,応募申請書に必要事項を記入し、PDFファイルにして、選考委員長あてメールに添付して提出してください。

応募資格

1)研究奨励賞部門 2021年4月1日現在45歳以下の本学会の会員
2)栄誉賞部門   2021年4月1日現在本学会の会員資格を有する者


応募〆切    2021年5月16日(日)
申請書送付先  学会賞選考委員長 小西潤子 ejkonis@gmail.com

申請書の様式は自由ですが、以下の項目を含んでください。
1)研究奨励賞部門
(1)応募年月日
(2)申請者氏名
(3)生年月日および2021年4月1日現在の年齢
(4)出産・育児・介護・その他の事由のため研究中断がある場合はその期間
(5)学位(取得年月、学位名称、取得大学・研究科名)
(6)現在の専門分野
(7)所属機関・職名(学生の方は2021年4月1日現在の学年)
(8)連絡先住所(所属あての場合は所属機関名も)・メールアドレス
(9)最終学歴
(10)応募研究課題
(11)応募研究の業績の大要(A4用紙1枚以内)
(12)今後の研究の展望(A4用紙1枚以内)
(13)応募研究の内容をもっともよく表していると考える論文・発表要旨等1篇(スキャンしたPDFファイル等で可)
(14)応募研究にかかわる業績リスト
   以下の項目に分けて記載すること
  1)学会誌「島嶼研究」に発表した論文
  2)本学会の大会での発表
  3)その他本学会の中での報告、各種活動、作品等
  4)本学会以外の学会誌等に発表した論文(著書を含む)
  5)本学会以外の学会等での発表、各種活動、作品等
(15)競争的研究費の採択状況(代表者のみ)
(16)他の学会賞等の受賞歴(学会名、受賞名、受賞年、受賞タイトル)

応募にあたっての補足
(1)「応募研究課題」 とは、研究奨励賞に応募いただく研究全体のテーマです(すでに学会等で発表された個別のタイトルではなく)。
(2)「応募研究にかかわる業績リスト」 は、本学会に関係するもの(「島嶼研究」や大会での発表など)だけでなく、応募された研究テーマに関連するものを 記載ください。応募される研究テーマと関係がないものは含めなくてけっこうです。また、既往両3年以内の研究業績を中心に評価します。
(3)「競争的研究費の採択状況」は、応募研究に関するものを記載ください。
(4)選考の過程で追加資料の提出をお願いする場合があります。

2)栄誉賞部門
(1)推薦年月日
(2)推薦者氏名
(3)連絡先住所(所属あての場合は所属機関名も)・メールアドレス
(4)島嶼学の進歩と発展に多大な貢献をなしたことを示す説明書(A4用紙1枚以内)
以上

2021年度 日本島嶼学会学会賞選考委員会

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【参考】
日本島嶼学会賞に関する規則

(2013年11月24日制定、2014年9月5日一部改定、2015年9月5日一部改定、2016年9月3日一部改定、2019年10月25日一部改定)

1. 日本島嶼学会賞は、将来島嶼学および本学会をリードして活躍することが期待される若手会員の顕彰を目的とする研究奨励賞部門と島嶼学の発展に多大な貢献をなした業績を有する会員を顕彰し、その栄誉を称えることを目的とする栄誉賞部門からなる。
2. 研究奨励賞部門は、授賞年度の4月1日現在45歳以下の本学会の会員を対象とする。栄誉賞部門については、年齢制限を設けない。
3. 日本島嶼学会賞は、以下の選考を経て選ばれた者に対して授与する。
4. 日本島嶼学会賞候補者を選考するため,日本島嶼学会賞候補者選考委員会(以下選考委員会という)を設ける。選考委員会は、理事会の合議により選ばれた本会の理事若干名で構成する。また、理事会が必要と認めた理事以外の正会員を委員に加えることができる。
5. 選考委員の任期は、通常総会の日または理事会が承認した日から翌年の通常総会の日までとするが、再任を妨げない。
6. 選考委員会は自薦または他薦により推薦された者の中から授賞候補者を選び、選考理由を付けて理事会に報告する。授賞候補者が無い場合も、その旨を理事会に報告する。
7. 研究奨励賞部門の選考に際しては、本学会等における既往両3年以内の研究業績(作品・社会活動等も含む)を中心に、将来の可能性も考慮して候補者を選出する。栄誉賞部門の選考に際しては、島嶼学の進歩と発展に多大な貢献をなした研究業績(作品・社会活動等も含む)をもとに候補者を選出する。
8. 理事会は、選考委員会が選定した候補者について審議し、授賞者を決定する。
9. 授賞は原則として毎年若干名以内とする。
10.表彰は総会において行う。
11.研究奨励賞部門の授賞者には賞状および副賞を、栄誉賞の受賞者には賞状を授与する。
12.この規則の変更には理事会の3分の2以上の同意を要する。

日本島嶼学会賞に関する細則

(2013年11月24日制定、2014年9月5日一部改定、2019年10月25日一部改定)
1.選考委員には、常任理事もしくは副会長の少なくともどちらかと、島嶼研究編集委員長を含む。
2.選考委員の選出にあたっては、学問分野や女性比率に関して配慮する。
3.選考過程において、外部から授賞候補者に関する情報を参考聴取することも可能とする。
4.選考委員長は、選考委員の互選により選出する。
5.賞状および副賞は、選考委員長が準備する。
6.賞状の書式は、選考委員会で定め理事会に報告する。
7.研究奨励賞部門の副賞は、1名につき1万円(現金)とする。
8.授賞理由は学会のホームページで公開する。
9.この細則の変更には理事会の2分の1以上の同意を要する。

第22-1号(2021年2月発行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅱ 島しょ医療機関と共有する課題(小山 茂)

【論説】
・沿岸域砂泥底に生息する二枚貝Anadara spp.の人間活動を介した海から陸への移動―フィジー共和国ビチレブ島南東部の村落を例に―(河合 渓・西村 知・鳥居享司・小川領一・コカナシカ A.・ベイタヤキ J.)
・Use of Capsicum Peppers in Micronesia: A Case Study in the Yap Islands and Mili Atoll(Yamamoto Sota)
・ツバル語におけるココヤシの文化語彙-言語に表れた民族のくらし-(橘 広司)

【研究ノート】
・島嶼産業における業種間バランスの時空間動態の可視化(大西 修平・関 いずみ)
・「島嶼性」についての人類学的覚書(緒方宏海)
・アノマリーとしての世界自然遺産―奄美・沖縄の事例に関する観光リスク論的考察―(吉田 竹也)

【学会動向】

第21-2号(2020年8月発行)

【特別寄稿】
・東京都の島しょ医療―意外と知られていない現在,過去そして未来―Ⅰ 概説・救急医療(小山 茂)

【論説】
・地下水の有限性と島嶼振興―宮古島の入域者数増加に対応した地下水資源の運営―(黒沼善博)
・マルタ共和国におけるクロマグロ養殖業の現状と展望(鳥居享司)

【研究ノート】
・長崎県島嶼の河川水質と流域環境について―対馬・壱岐・平戸諸島を中心に―(矢巻 剛・小寺浩二)

【書評】
・坂野 徹著『<島>の科学者─パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究─』勁草書房,2019年(飯田卓・山本宗立・(応答)坂野 徹)
・大塚 靖・山本宗立編『ミクロネシア学ことはじめ─絶海の孤島・ピンゲラップ島編─』南方新社,2019年(鳥居享司)
・渡辺芳郎編著『奄美群島の歴史・文化・社会的多様性』南方新社,2020年(須山 聡)
・冨澤公子著『長生きがしあわせな島<奄美>』かもがわ出版,2020年(須山 聡)

【学会動向】

第21-1 号(2020年2 月発行)

【論説】
・Simple Simulation Model: Successful Water Borne Dispersal in Terrestrial Spiders to Reach Lake Islands (HAYASHI Morito)
・EU「島嶼性」を枠組みとしたフランス島嶼地域の特別地位と自治権についての考察─コルシカ地方制度改革過程を事例に─(長谷川秀樹)
・西表島の社会情勢に伴うマングローブ利用形態の変遷―利用を通じた資源管理の一事例―(渕上ゆかり・上須道徳・石丸香苗・渕上佑樹・谷口真吾)
・離島における義務教育未修了者―国勢調査小地域集計を用いた分析―(碓井健寛)

【研究ノート】
・産業化されない織物作りと地域社会―沖縄県小浜島の事例―(伊藤 紫)
・長崎県における島嶼地域の観光特性と立地が文化資源に及ぼす影響に関する考察(高橋環太郎)

【書評】
・長嶋俊介編『日本ネシア論』藤原書店,2019年(宮内久光)
・田畑洋一編『奄美の復帰運動と保健福祉的地域再生』南方新社,2019年(宋 多情)

【学会動向】